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調味料を選ぶときの基本の考え方【家庭料理の最適化_10】

大学生のとき、そうめんを食べるときにしょうゆとめんつゆを間違えた回数で日本5位の記録を持つ漢、

オレはゆうじです。


今日は調味料!

これまではどちらかというと技術的なことについて、解説してきましたが

初めてくらいの味付けによった話をします。

料理をする上でもちろん欠かせない調味料。

いやいや素材の味が一番だろ!!調味料なんてあくまでおまけですわあ!
って過激派の人はちょっと静かにしていただいて。

同じ調味料でも使い方によっては全然変わったり、
食材によっても違う作用を出してくれます。


ほんとに種類も組み合わせも正直無限大。
俗にいうマルチバースってやつです。

「で、実際どれを買ったらいいの?」


ってけっこうわからない人多いと思います。

ぶっちゃけラベルとか成分表見てもほとんど同じだし、結局テレビでCMやってたやつとか、よく見るパッケージとかを選びがち。

あとはやっぱり安いやつとかに目が行きがちですよね


そんなわけで今回は
仕事でも日常でもとにかくめっちゃ料理する僕が意識している、

調味料の選び方について

つらつら書いていきます。


今回のポイントは主に2つ、
というか②の内容がメインです。

①迷ったら高いもの

②和食の調味料は定番を買え



あと今回

いつも以上に僕の主観強めで押しつけ中火です。


なので人によっては「いや、それは違くねえか」って思う部分も多いと思うので、まあ参考程度に見てもらえればと。


参ります。


①迷ったら高いもの

これシンプルに間違いないと思います。

結局高いものは高いなりに品質がいいものが多いです。
(当然例外もあります)


ただ重要なのはあくまで迷ったらってことです。

高い=必ずしもいい、とは限らないです。

ほしい調味料があったときに
どっちも成分とか容量もほぼ同じだったらあと違うのって正直値段くらいじゃないですか。

そういうときは高いほうを選んどけば間違いないって話です。


というか迷わなくても、調味料を選ぶときはあまり安さで選ばないほうがいいと思いますね。

やはり品質が、というわけではなく
混ぜ物が入っている場合があるんですよ。

ここでいう混ぜ物は甘味料とか保存料とかいわゆる添加物のことではないです。
あまり詳しくないんで具体的にこれって言えないですが、
ダイレクトに別物です。

みりん風調味料とか、
オリーブ「マポス」オイルとか(業務スーパーの激安オイル)とかね

ぶっちゃけ僕もこういうものを使うことありますが、あくまで基本のものを持っているうえで、「変化球的なもの」という位置づけで使うようにしています。


②和食の調味料は定番を買え

一番言いたいのはこれですね。
我ら日本に住むジャパニーズ、そしてDNAに刻みこまれた和の魂。

特に思うのは

しょうゆ、みそ、だし

このあたりはあまり変なもん買わないほうがいいんじゃないかなって思ってます。

今まで慣れ親しんだ味にもよると思いますが、
日本人のDNAに刻み込まれている気がするんですよね

特に醤油は絶対です。

これはほぼ確定で

キッコーマンかミツカンを買った方がいいと思います。

信用度が全然ちがいます。
どんなに安くても、です。

醤油って皆さんが思っている以上に主張が強い調味料なのでこれミスったらマジで大変なことになります。

実は使い方が非常に難しい調味料なんですよ、しょうゆって。
(このあたりの話今度書きますね)



みそ

これは言わずもがな

マルコメ一択

と言いたいところですが、
個人的には
もうちょっと奮発してもいいんじゃん?と思ってます。

みそって実は使用頻度そんなに高くないんじゃないかと思ってまして。

味噌汁を毎日作る人、
だとしてもなかなか使い切るの時間かかると思うんですよ。

なのでさほど家計に影響はないんじゃないかと
それに毎日食べるものならせっかくだし美味しいものがいいじゃないですか

そして味噌汁は思ってる以上に日本人のDNAに刻み込まれている気がします。
インスタントだとしてもちゃんとおいしい。

というか、他の食べ物以上に味噌汁の基準値って相当高いと思うんですよ
美味しいのは当たり前というか存在すらしない世界

昔トップバリュの激安インスタント味噌汁を飲んだ時

「え!味噌汁なのにマズイ!」

ってなりましたからね。

味噌汁なのに???ってところがミソです。

それ以降変なものは買わないようになりました。

(マジで10年くらい前の話です。今はどうか知りません。)



だし

ここでいうだしは主に粉末だしの話です。

わざわざ言わなくてもいいかなって思うんですが、

ほんだしでいいです。


はい。以上。

これも味噌と同様に、ジャパニーズDNAにがっちり刻み込まれている食材だと思います。

なんで粉末だしに限定して話しているかっていうと、味と使い勝手のバランスが非常にいいからです。
つーかだしって種類多すぎてそれぞれ説明してたらくっっそ長くなりそうなので限定します。


もちろん一番はちゃんと鰹節からダシをとるのがいいですが、やっぱ毎回必ずできるわけでもないじゃないですか。

だしパックって選択肢ももちろんありますが、それなりに時間かかります。

ちょっとほしいって時に粉末だしがあるとけっこう便利なんですよね。


化学調味料が~
って人は相手にしてないんでいいです。

とかいって味噌汁作るときは無添加のだしパックを使ってます。
逆にそれ以外はほんだしで済ませちゃうことがほとんど。



というわけで今回は調味料を選ぶときの基本的な考え方についてでした。

すでにちらちら書いてますが、調味料って料理においてかなーり重要だと思うんですよ。

素材の味も当然大事です。
しかし素材を活かすも殺すも調味料次第ってところあると思います。

どんなにいい食材を使っていても、味付けがめちゃくちゃだったら台無しですよね。
ましてや使い方ではなく、調味料そのものに問題があるとしたら?


けっこう取り返しつかないです。

味の修正作業ってとんでもない難易度ですからね
塩味、甘味、苦味とかそれぞれの相互作用を理解してないと修正どころか悪化していきます。


冒頭でも言いましたが、なるべく混ぜ物が入っていない「純」なものを買うと失敗しないかなと思います。
キャッチコピーとしての「純」じゃなくて、ちゃんと成分表で100%のもの。

ちょっと高かったりしますが、それでも安いもんです。


というわけで、

本日は調味料の選び方【基本編】ということで調味料を選ぶときの基本となる考え方について解説というか、僕の意見をぶつけてみました。

調味料、どれがいいかわからないままで漠然と選んでた人たちの参考にされば嬉しいです。

そのうち調味料ごとの特徴とか使い方についても解説できたらいいなーと思ってますが、いつも通り予定は未定です。やる気だけはあります。


おわり!!!




おまけ

最低限、常備したほうがいい調味料たち

※優先度高い順に並べてます。

日本酒
・できれば料理酒ではなく日本酒で。安いのでいいです
塩コショウ
・一緒になってるやつでいいです
サラダ油(またはこめ油)
・オリーブオイルとは別でサラダ油を用意したほうがいいです。
しょうゆ
みりん
ごま油
ほんだし

以上です。


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