Ryoji Tagawa

制作会社でWebディレクターしてます。制作ネタ中心。どちらかというとBtoBがシブくて…

Ryoji Tagawa

制作会社でWebディレクターしてます。制作ネタ中心。どちらかというとBtoBがシブくて好きです。https://twitter.com/T_G_W_R

最近の記事

企画書の書き方

自分なりの「企画書の書き方」を、メンバーに共有する機会があったので、noteにも改めてまとめてみました。シーンとしてはコンペに参加する場合を想定しています。 まずプレゼン日から逆算してスケジュールを立てる私はまず、プレゼン日から逆算して以下のタスクでスケジュールを立てるようにしています。 1. メンバーと提案依頼書を読んですり合わせ、分担振り分け 2. 調査、ヒアリング 3. 企画検討 4. 骨子レベルでメンバーと共有、方向性を決める 5. 企画書作成 6. 社

    • 打ち合わせで仕事を依頼したいと思わせるポイント

      仕事をお願いするために、新しい外部パートナーの人と打ち合わせをすることが多いのですが、同じオリエンをしても「この人に仕事を依頼したい!」と思わせる人と「この人に依頼して大丈夫かな?」と不安になってしまう人がいます。自分も新しいクライアントと打ち合わせをするときに、不安に思われないようにポイントをまとめてみました。 1. 会話が簡潔、同じ話を何度もしない仕事を依頼したいと思わせる人は、短いセンテンスで欲しい回答をスパッと簡潔に言ってくれます。同じ話を何度もせず、話題のひとつひ

      • ディレクターに必要な2つの能力

        先日、同じ受託Web制作畑のディレクターの方と、「良いディレクターは2つの能力のバランスがいいよね。」という話題になりました。当たり前のようなことなんだけど、改めて考えてみると大事なことだと思ったのでメモ。どちらかというとPM寄りの能力なのかも。 能力その1 人間力・その人がその場にいるだけで雰囲気が明るくなり、その人にお願いされると自分も力を貸したくなる「人たらし力」 ・経験と勘でその場の流れを読み、クライアント側に寄るか、パートナー側に寄るか、適宜判断できる「判断力」

        • 「僕らはSNSでモノを買う」を読んでメモ

          僕らはSNSでモノを買う:飯髙 悠太 (著) 話題のULSSAS本を後輩が読んでいたので借りた。メンバー内で同じ本を読むと、知識のベースが揃って仕事が面白くなるのでおすすめ。前半のSNSマーケティングの話も面白いのだけど、後半のコンテンツを作るときに考えるべきことの方が頭の中が整理されて、個人的に面白かった。 企業がSNSマーケティングをやった方がいい理由SEOやリスティング広告など検索ベースの顕在層にしか届かないマーケティング施策だと、少子高齢化のこの時代マーケットは広

        企画書の書き方

          「時間術大全」を読んでメモ

          時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」 元GoolgeやYoutubeで働いていた著者が書いた仕事術本。こういう類の本は好きで良く読むけど、具体的な実行方法を色々紹介して実践しやすいと思った。でもこういった生産性向上ネタが好きで普段から集めている人にとっては目新しさはそこまでないかも。 生産性を高めたからといって一番大事な仕事をしていることにはならないこれは以前ブログにも書いた「イシューからはじめよ」の内容にも通じるところだけど、大事な仕事をちゃんと自分の中で

          「時間術大全」を読んでメモ

          「THE TEAM」を読んでメモ

          自分の組織改善に活かそうと思って読んだので気になったところをメモ。 THE TEAM 1. 目標について意義目標から成果目標、行動目標とブレイクダウンしていくのは納得。 やはり、日々成果目標が話題にあがることが多過ぎる感もあるので、意義目標をしっかり設定する必要があるし、それが若いメンバーに尊重されるのも、今は意義目標であるというのも実感している。 2. 採用や配属についてデジタル系のデザイン会社なので、環境の変化が大きく、人材の連携が必要なサッカー型チームであることを

          「THE TEAM」を読んでメモ

          「イシューからはじめよ」を読んでメモ

          仕事をするということの本質に触れていて、かなりいい本。 特にすべての仕事は結果がすべて、しかもあるレベルの価値に到達しないと、その仕事はいかなる価値ももたず、多くの場合はマイナスになる。 人から褒められるのではなく、生み出した結果が自分を支えてくれる。 という考え方は常に意識したい。 イシューからはじめよ 1. 自分の仕事をしぼる自分も普段ディレクターをしているので、マルチタスクが多く、 生産性を上げながらいい仕事をするのにこの考え方は非常に役だった。 常になぜこの仕事を

          「イシューからはじめよ」を読んでメモ

          「残酷すぎる成功法則」を読んでメモ

          以前けんすうさんがオススメしていた本を読んだので気になったところをメモ。もうちょっとで読み終わるけど、メモが溜まってきたのでまとめる。 個人的には論争を有効な話し合いに変えるやり方は、普段意識しているけど忘れてしまうこともあるので改めてナレッジとして貯めることができてよかった。 残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する 1. 成功するにはまず自分自身を知ることが重要・自分にとって悪夢のような特性も、その人なりの強みなりえる ・自分の強みを知ることができたら

          「残酷すぎる成功法則」を読んでメモ

          「アタマのやわらかさ」の原理。を読んで

          編集者松永さんの「アタマのやわらかさ」の原理。を読んだ。 ・よりよい新しい価値は何かと何かの組み合わせで生まれる。それが編集。 ・思いつきでは再現性がない。 ・視点を固定しないで、新しい価値を探る。 ・一般資料=自分の中にある知識、特殊資料=その都度学習する知識。 ・組み合わせは共通項があるから成り立つ、共通項のことがコンテクスト ・ふつうをよりよくするが求められている ・新しい価値の判断軸は「そうかも!」と思えること 特に理解していない情報は使えない、その都度調べるのも

          「アタマのやわらかさ」の原理。を読んで

          セミナー「デザイナーファーストな組織デザイン方法」に参加して

          先日こちらのセミナーに参加しました。 デザイナーファーストな組織デザイン方法〜デザイナーが最大限活きるチームの創り方〜 僕自身はデザイナーではなくディレクターだし、管理職でもないのですが、一定規模のチームで長期間運用案件をディレクションする際にも、活用できる実践的な話がたくさんあったと思いました。 チームは何のために在るのかの共通認識を持つミッションとビジョンの策定は、登壇した方全員が重要性を話されていたし、小さいチーム単位でも、ちゃんと言葉にして、目に見える形で設定す

          セミナー「デザイナーファーストな組織デザイン方法」に参加して

          Webサイトを高速化する時のディレクションのポイント

          最近、Webサイトの高速化を検討することが多いので、ポイントをまとめてみました。 高速化は目的ではなく手段である高速化自体はあくまでサイトの目的を達成するための手段です。「どう高速化すれば意味があるのか」クライアントや制作チームと擦り合わせずに、「最速目指そうぜ!」と高速化を優先して始めると途中で色々悩むポイントが出てきます。 サイト内での画像の重要性を検討する画像は表示速度に及ぼす影響が大きいので、ファイルサイズを減らす工夫を色々試したいのですが、広告系やコーポレートサ

          Webサイトを高速化する時のディレクションのポイント