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セミナー「デザイナーファーストな組織デザイン方法」に参加して

先日こちらのセミナーに参加しました。

デザイナーファーストな組織デザイン方法〜デザイナーが最大限活きるチームの創り方〜

僕自身はデザイナーではなくディレクターだし、管理職でもないのですが、一定規模のチームで長期間運用案件をディレクションする際にも、活用できる実践的な話がたくさんあったと思いました。


チームは何のために在るのかの共通認識を持つ

ミッションとビジョンの策定は、登壇した方全員が重要性を話されていたし、小さいチーム単位でも、ちゃんと言葉にして、目に見える形で設定するべきだなと改めて思いました。登壇されていた方も組織レベルではなく、デザインチーム単位で別のミッションを設定されているとのことでした。

また、設定したミッションを浸透させる工夫も同じくらい重要で、全員がシェアしやすく毎日目に触れやすい、何らかの形に落とし込むこともやろうと思いました。(紹介されていたのはグッズやチャットツールで使うアイコンにしちゃう)


コミュニケーション量を圧倒的に増やす

組織やチームの中でも縦の関係(上司と部下など)、横の関係(同じ職層)、斜めの関係(部署を飛び越えて)などあらゆる方向性でコミュニケーション量を増やすことが重要だという話もありました。

チームのメンバーをよく観察して価値観を知り、信頼関係を築く方が、マネジメント側が一生懸命頭で何を言うかを考えるよりも大切だという話を聞いて、これはできるようで、忙しさにかまけていると蔑ろにしてしまいがちだなぁと思いました。登壇された方たちは、チャットツールや打ち合わせの仕方を工夫して、コミュニケーション量を増やされているようでした。

特にチャットツールの使い方で、メンバーがデザイン作業をチャットツールで「報告」するのではなく「つぶやく」ようにポストする事例が紹介されていて、アウトプットのハードルを下げてコミュニケーション量を増やすには良いやり方だなぁと思いました。


マネージャーのプレイヤーとしてのモチベーション

自分がある日を境に手を動かさなくなることについての思いなども語られていて、一緒に参加した同僚のデザインチームマネージャーはウンウン頷いておりました。

登壇されていた方はデザインする対象がサービスから組織や人に変わっただけで、デザイナーとしてのモチベーションは続いていると語られていたことが印象的でした。今は組織デザインも色々熱い議論が交わされている領域だと思うので、やりがいはめちゃくちゃあるデザイン対象ですよね。


まとめ

昼休みにばーっと書いているので、あとでもう少し振り返りたいなぁと思いますが、紹介していただいた組織デザインの施策を実行するのと同時に、どう続けていくか、続けながらどう調整していくかと言うことも考えなきゃなと思いました。

組織デザインは、やはりある程度の期間継続しないと、成果が測れないものだと感じているので、多様な価値観の人がいるチームという単位の中で、ちゃんと自走する仕組み作りについても試行錯誤していきたいです。

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