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打ち合わせで仕事を依頼したいと思わせるポイント

仕事をお願いするために、新しい外部パートナーの人と打ち合わせをすることが多いのですが、同じオリエンをしても「この人に仕事を依頼したい!」と思わせる人と「この人に依頼して大丈夫かな?」と不安になってしまう人がいます。自分も新しいクライアントと打ち合わせをするときに、不安に思われないようにポイントをまとめてみました。

1. 会話が簡潔、同じ話を何度もしない

仕事を依頼したいと思わせる人は、短いセンテンスで欲しい回答をスパッと簡潔に言ってくれます。同じ話を何度もせず、話題のひとつひとつを的確に返してくれます。

逆に不安に思わせる人は、1つの話が長く、打ち合わせ中に同じような話をぐるぐる何周もして、なかなか話が前に進みません。

2. ごもっともな話だけで終わらず、実現するための話をしてくれる

現場が長くなると、「それはごもっともなんだけど、それだけでは実現しないんだよなぁ」という場面に遭遇します。(それを実現するために、外部のパートナーを探したりする。)

仕事を依頼したいと思わせる人は、「それはごもっとも!」と思わせる話をした上で、それを現場で通すためのノウハウだったり、うまくいかないことへの共感、うまくいった事例・実績などを交えて話してくれます。

逆に不安になる人は、「それはごもっとも!」と思わせる話を長時間したあとに、それに関する実績がなかったりして、ガクッとなることがあります。

3. 実績が豊富で、かつ最近のものが多い

これは、当たり前のように思いますが、どんな仕事でも実績があったり、事例を知っているというのは信頼につながると思います。自戒もこめて実績大事。

メールで打ち合わせを依頼するときに、お願いしたい仕事の概要は記載しているので、仕事を依頼したいと思わせる人はそれに近しい実績を持ってきて紹介してくれます。また、それが最近の実績だと、現役第一線で仕事をしてるんだなと安心します。

4. スケジュールが埋まっている中、その中で協力できることを明示してくれる

仕事を依頼したいと思わせる人は、当然他の人も仕事を依頼したいと思うので、スケジュールが埋まっていることが多いです。来週からお願いしますと言ってすぐ動いてくれる人はあまりいません。(逆にあまりにレスポンス速いと不安な場合もある。)

そんな忙しい中でも、「○○頃から○○頃までの期間で、これぐらいの依頼内容だと引き受けることができます。逆にこれとこれはできません。」など、自ら協力できる内容をはっきりと明示してくれます。

5. 沈黙に耐えられる

これは好みがありますが、打ち合わせ中に意図的に黙って、相手を焦らせて話を引き出せる人は、信頼できるなと思うことがあります。

沈黙に耐えられず、ずっとしゃべりっぱなしでいる人よりも、相手が話し出すのを待てる人の方が、より質の高い会話のキャッチボールができる気がします。

当然、実力もあるのですが、相手に安く見られない、信頼感が増すようなコミュニケーションができる人は、より重要な案件を依頼したいと思うことが多いです。

まとめ

以下にまとめます。

・コミュニケーションが簡潔で的確

・正論+実現するための手段も合わせて話せる

・最近の実績がある

・自分ができることを、スケジュールも合わせて明示できる

・相手の話を引き出す会話ができる

自分の仕事にも取り入れさせていただき、今後もいろいろな方にお会いして勉強させてもらえればと思います。

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