「時間術大全」を読んでメモ

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

元GoolgeやYoutubeで働いていた著者が書いた仕事術本。こういう類の本は好きで良く読むけど、具体的な実行方法を色々紹介して実践しやすいと思った。でもこういった生産性向上ネタが好きで普段から集めている人にとっては目新しさはそこまでないかも。

生産性を高めたからといって一番大事な仕事をしていることにはならない

これは以前ブログにも書いた「イシューからはじめよ」の内容にも通じるところだけど、大事な仕事をちゃんと自分の中で選択していないと、結局他人の優先事項にすばやく対応することだけが仕事になってしまう。

この本で紹介している仕事術のステップはこちら。

1. ハイライト
その日に優先すべき大事な仕事=ハイライトを1つ決める
2. レーザー
紹介するテクニックを使ってハイライトに"レーザー"のように集中し続ける
3. エネルギー
集中し続けるためには自分の体調管理と向き合いエネルギーを貯める
4. メモ
1日の最後にちゃんとハイライトを実行できたら振り返る


ハイライトとは

著者はタスクでは細かすぎて、目標だと長期すぎると言う。優先すべき大事な仕事=ハイライトはその中間のちょうどよいサイズにすべきとのこと。この考え方はこの本でも一番のコアで知れてよかった。

その日振り返ったときにしみじみ噛み締めたいのはどんな活動や成果なのか?それがハイライトになっていく。緊急性、満足感、喜びの中でどれをメインにおいたハイライトにするかはその日の直感で決めていいが、60分〜90分でできることぐらいがちょうどいい。面白かったのが、1つのことではなく、細かいタスクを一気にその時間をかけてやりきるのもハイライトになる。確かに!と思った。

レーザーテクニック、気の散らないiPhoneの作り方

まずはその日のスケジュールにハイライトの時間を組み込んでしまう。ハイライトを中心にその日のスケジュールを作ってしまう。

これどこまでやれるのかはその人次第だけど「気の散らないiPhone」の作り方を紹介していた笑

1. SNS系を削除
2. コンテンツ系を削除
3. メールアカウントを削除
4. Webブラウザを無効にする
5. それ以外のすべてを残す

その他にはサービスは常にログアウトする、通知をオフにする、ホーム画面を空っぽにする、帰宅したらスマホは鞄に入れておく、メールチェックは1日の終わりにするなど。

自分の場合はすべて削除するのはきついなとおもったので、ホーム画面からはすべてどかしてiPhoneを開いたらすぐタップしてしまうような環境は強制してみた。しかも似たアプリは全部まとめてグルーピングした。そうすると確かにその中からSNSを探すのが面倒になったので開く頻度は減った。元から通勤時間や家にいるときは本を読みたいのでそう意味ではよかったと思う。

レーザーテクニック、メールの処理タイミング

これは色んな仕事術の中でも言われているけど、確かにメールの数は多い。私も受託のディレクターなのでメール、Backlog、社内で使っているSlack、Workplaceととにかくツールが多いので正直これの確認だけで結構時間取られる。

ただ、これを勇気を持って無視してメールを1日の最後に確認しようという話。緊急だったら電話だったり、直接言いにくるでしょう。と笑

まぁ自分の仕事に限っていうとそれは難しいし、実際著者が2人いるのですが片方の人もそれは難しいと言っていて、朝の出勤した時と、夕方の1回の2回だけにして普段過ごすところからチャレンジしてみようと思う。

まとめ

この他にも、コーヒーの飲み方まで細かく書いている本なので、ライフハックが好きな人は読んでみてもいいかも。結構すぐ読めます。自分のこの手の話は好きなのでまた違う本を読んでみたらブログに書きたいと思います。帯にけんすうさんおすすめと書いていると買ってしまうんだよなぁ。笑

あとは実は自分は継続好きで色々そのネタも集めているんだけど、この本にも書いていた「日常生活に取り入れやすいものこそが最高の戦術、無理してやるのではなく自然体でやる」のはとっても大事だと思います。

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