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今の音楽家の生き方はどれがいい?

どこまで振り返るか

今の音楽家がどのように生きれば良いのかは、過去の音楽家がどのように生きて来たかを観れば、次が分かります。しかし、どこまで振り返りましょうか?

バッハの時代まで振り返っても時代が違いすぎます。

フランス革命くらいでしょうか?

①ルソー

まずジャン・ジャック・ルソーが「自然こそが善であるから、自然に帰れ」と言っていました。自分自身を超えた存在に憧れ過ぎているのが人間だというんです。

ちなみにルソーは百科全書派、つまりフランス革命を起こしたい系の人々の代表みたいなものです。

道ばたでお尻を丸出しにして「お姉様、叩いて〜ん」という変態ですが、言ってることは分かりますね。

②ゲーテ

ゲーテは「いやいや、過剰な理想を抱いているだけど、まあ無理なんじゃないの・・・落ち着かせるのが人間だから」と言います。これが現実主義へと繋がるのです。

非常にインテリな方向ですね。

③ショーペンハウアー

ショーペンハウアーは「全部無理、苦しみしかないの」と厭世主義を主張します。だからどれだけ苦しみを耐え抜くかしかないんだというのです。そして、芸術、特に音楽だけが唯一の救いと言います。

①②③どれか

まず、どこからスタートしましょうか? 21歳の頃、低知能な私はハーバード大学の心理授業を聴講しながらずっと考えてました。

「全部無理って所からスタートしよう! ってことは、失う物なんて何も無いからダメ元で音楽で理想を追い求め続けたら完璧じゃん?!」

という結論です。アホ学生が考えそうなことですよね。

ちなみに

ちなみに①②③の存在を並べたのがニーチェです。

アナタはどれ?

アナタという音楽家は①②③のどれをどのように改良しますか?

是非コメントで教えてください。
津本幸司HP

他の音楽家がどのように考えてどのように生きたかを自分の音楽哲学に活かせるように本を書きましたが、ワークとしてご活用くださいませ。


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