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#52 スタートの前の「準備」に全力を注ぐ

さて、今日のテーマは「スタート前の準備に全力を注ぐ」です。

イベントやプロジェクトを進めるとき重要なのが「準備」ですよね。

「実際に動かしてみたらうまくいかなかった」

ということありますよね。

個人的には、だいたいの失敗は準備が不足してたり、予測が甘いことが原因だと思います。

大事なことほど準備を怠らないようにすること。

では、どんな準備をすればいいんでしょうか。

少し一緒に振り返っていきましょう。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。



うまくいかないのは前提


まずは物事がうまくいかない要因について少し考えていきましょう。

基本的に人生において「失敗」というのはついて回ることだと思います。

なぜでしょうか。


僕たちが「何かをやってみよう」と意気込んで失敗するときは、

だいたいのことは「あまり経験のないこと」だと思います。


知識として知っていたり、実際に体験した人に相談したりすることで、その失敗をある程度回避することは可能かもしれません。


それでも、聞いてみたことと実際にやることには大きくギャップがあります。


事前に手に入れた how to でうまくいくのはテスト前の過去問題くらいだと思います。

先人に聞いた情報は参考にはなりますが、その経験というのはその先人のフィルターを通して体験されたものであり、人が変わればそのフィルターも変わっていきます。

自分にとっては未知の経験というのは、実行しながら作り上げていく過程でもあるので、試行錯誤する以外に成功する道筋はないわけです。


ただ、この試行錯誤を通して経験することも自己の成長にはとても重要なことだと思います。



準備をすると対策が打てる


上記のことを考えると、

「準備してもどうせ失敗する」と考えることもできます。


ただ、準備をすることで避けられる失敗もあります。


何かを実行するときには失敗はつきものです。

試行錯誤することでしか答えは見えてこないのも事実です。


だからこそ、

「避けられる失敗は回避しておいて、実行する過程で出現する失敗に注ぐ力を残しておく」

ということも、課題をスムーズに解決していくためにも重要な視点であると思います。


準備不足であげられる失敗には以下のものが考えられます。

・目的の曖昧さ
・個人の負担
・スケジュール調整 など

これらは事前の準備である程度、問題を避けることが可能なことです。


「予測を立てて、準備をする」

というのは、成功に導くためにも妥当な対策だと考えられます。

失敗にもいろんな失敗があると思います。



事前に調べて、情報収集することはもちろんですが、

「その過程で起こりそうな問題」についても検討しておく必要がある思います。



何を準備すればいいか


では事前に行うことのチェックリストとしてどのような項目があるでしょうか。

以下に5つほどあげてみたので参考にしてみてください。


目的を明確にする

何かを始める前に、一番明確にしておく必要がある重要な視点です。以前にも述べましたが、システムやイベントやプロジェクトを行うときに、目的が曖昧だとその方法も曖昧になります。目的は基準です。徹底的に話し合いましょう。


マンパワーを把握する

実際に現場で動ける人や物はどれくらいかを見積りましょう。それが現実的な「容量」です。その容量以上のことをしようとすると、どこかで無理が出てきて、後々問題となってきます。完全には難しいですがある程度見積りましょう。


スケジュールを決める

結構雑になりがちなんですが、余計な時間の節約のために明確に決めましょう。スタートからゴールまで、「いつ・どこで・誰が・何をするか」を明確に決めておきましょう。事前にスケジュールを押さえると、参加する人も動きやすいです。情報


伝達方法を決める

情報をどのように共有するかを決めましょう。これを決めておくと、途中での変更などがあるときにもスムーズに対応しやすくなります。会議でもメールでもアプリでもよいと思います。どこで経過を報告し合うかを決めておきましょ。


振り返る機会を設ける

進捗がどのようになっているかを振り返る機会を作っておきましょう。事前に振り返る機会を作っておくことで、トラブルやうまくいかないことを早めに対策移せるようになります。エラーは起こる前提で予定を組みましょう。



何度か書きましたが、失敗することは前提です。

それに対する準備に全力を注ぐことで、物事は格段に行いやすくなります。


新しく何かを始めたり、イベント・プロジェクトを行う人は事前の準備に全力を注ぎ、少しだけ余裕を持って企画を進めるようにしましょう。



頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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