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#43 時間に遅れて損をするのは誰?

さて、今日のテーマは「時間に遅れて損をするのは誰?」です。

待ち合わせの時間に遅刻したときにどう対応していますか。

実は遅刻することによる弊害は結構あります。

これを意識できるかで社会人としての格が決まります。

時間に遅れて損をするのは一体誰でしょうか。

少し考えてみましょう。



自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。


時間の感覚は人によって違う


僕が思うに、時間の感覚やその認識は人によって違います。

人は往々にして自分基準で物事をみています(僕も例外ではない)。

時間の感覚は人によって違いますし、育った環境によっても変わると思います。

住む地域によって、「遅刻することが当たり前」という文化で育てば、時間に対する意識や感覚は異なってきます。

「遅刻することが当たり前」の文化で育てば、それはもはや遅刻ですらないのかもしれません。


そう考えると、「待ち合わせ」と言う作業はとても不思議です。


時間の感覚が違うもの同士がどこかの点で交わる瞬間だということですよね(パラレルワールドみたい)。

それを意図的に示し合わせようと予定を立てますが、いろんな要因が絡んですれ違うことがある。

これが遅刻するという現象なのかもしれません。


つまり遅刻するという現象は、時間感覚の違いによるすれ違いなんですね。



遅刻による弊害


ここまでの話しであれば、

「じゃあ遅刻していいじゃん」ってなるかもしれせん。

ただ、社会や組織などの集団においてはそれは良しとはされません。

それは遅刻することによるコストが大きいからです。

以下にその弊害について述べます。


相手の時間を奪う

待ち合わせすること最大の課題は「相手の時間への配慮ができるか」です。先ほども書いたように遅刻することは時間感覚のすれ違いなので、ある程度いたしかたないです。そうであるならば、いかに相手の時間軸を意識することができるかはとても重要です。待たされることになった相手は、待ってる間、どのように時間を見積もっておけばいいかがわかりません。その間、自分がしたいことに取り組んだりするんですが、いつ終わりが来るかわからないので、何をしたらいいかを考える必要があります。これは余計な悩みです。そこにまた時間を使うことが必要なんです。


自分の信頼を欠く

遅刻するだけで相手が負担するコストはかなり大きいです。そしたら相手はあなたをどう思うでしょうか。無意識的にも自分の時間を奪う人としての認識が生まれるかもしれません。そうなれば、あなたからの依頼や約束を積極的に受け入れにくくなります。社会人になると、遅刻することに対してわざわざ指摘することもしないことがあります。指摘されないことを「遅刻しても許してくれる」と思ってはいけません。信頼を欠いた人間に対して、わざわざ指摘しませんからね。


相手の相手も損をする

もう一つ考えないといけないのは、相手にも予定があるということです。遅刻した場合、相手のその後のスケジュールにも影響を与えます。もしそのスケジュールに別の待ち合わせがあったらどうでしょうか。ここで損するのは目の前の相手の向こうにいる別の誰かです。それは家族かも、恋人かも、親かもしれません。社会人として時間を守るということはそういうことでもあります。別の他者の存在までを意識して相手に配慮するようにしましょう。



遅刻する前にできること


遅刻することの弊害を述べてきましたが、これらは未然に防ぐことができます。

ここでは2つだけ対策を説明しますね。

遅刻しないスケジュールを組む

当たり前ではありますが、まずはスケジュールに余裕を持つようにしましょう。
とくに待ち合わせなどがある場合は、その時間がタイトである場合は遅刻する可能性があります。待ち合わせ前には余裕を持って時間を作るようにしましょう。


事前に伝える

万が一、遅刻することがわかったら必ず相手に連絡をしましょう。どれくらい遅れるのか明確に伝えましょう。連絡しようと思えば手段はなんとでもなると思います。相手があなたを待つかどうかはわかりませんが、相手への時間の配慮を示す頃はできます。


最後は当たり前のような対策になりましたが、時間に遅れることへの対策に一発逆転みたいな方法はないですよね。


どこまで行っても「相手への配慮」が大事なんだと思います。



頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったらスキ&フォローよろしくお願いします。


ではまた。


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