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#59 仕事を忘れやすい人は自覚が問題

さて、今日のテーマは「仕事を忘れやすい人は自覚が問題」です。

仕事をしていると徐々にタスクが増えていきますよね。

手帳・リマインダー・アプリなどを使いながら管理して対策するけど、

結局、続かずに忘れてしまう。

そういう人は何が問題なんでしょうか。

少し深堀して考えてみましょう。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。


何で忘れるのか


人間は基本的に忘れることができる生き物です。

辛い思い出や悲しいことも、

いつかは薄れて忘れていきます。

こういう場合は、忘れるからこそ心を安定させることができます。

でも、仕事となると途端に話は変わっていきます。

仕事は複数の人の協力体制で成り立っています。

それぞれに仕事があり、それぞれやらないといけないタスクがあると思います。

その中で、誰かがタスクを忘れたりすると、そこで足並みは揃わなくなります。

その忘れを補うように周囲はサポートに入らないといけなくなります。


これは人の時間を奪っているということです。

仕事を忘れやすい人は、それが自分だけの問題ではないことを理解しましょう。



こうやって書いてみると当たり前の話だと思いますが、

残念ながら、

「何も対策をせずに、忘れることを繰り返す人は一定数います。」

それは信頼に関わってくる重大な問題です。



ただ、「忘れる」ことは、年齢を重ねるとどうしても起こってしまいます。

どんな人間も老いには勝てません。

つまり、みんな他人事ではないということです。


だからこそ、仕事を忘れないための対策は打っておくことが必要です。



まずは自覚すること


老いにより忘れやすくなる人はまだいいとして、

「何も対策せずに忘れてしまう人」というのは、なぜ対策できないのでしょうか。


それは「自覚」の問題だと思います。

「自分は覚えてられるから大丈夫」
「何とかなるよね」
「この内容なら大丈夫だよね」

そういう人の話を聞いてると、こんな感覚に近いんじゃないかと思います。


これは自覚の問題です。

「そんなこと言っても、結局うまく回るから大丈夫だよ」

という方もいるかもしれませんが、それはあなたの仕事を周りが負担しているから成立しているんです。


まずは周囲の協力があって成り立っていることを自覚しましょう。


先に述べたように、人間というのは「忘れる生き物」です。

そう考えると、

「自分はこの仕事を忘れるかもしれない」

と思っておく方が適切だと思います。


動揺せずにドンと構えていることには異論はありませんが、

結局忘れてしまっては、周囲に負担を敷いてることになります。



目的に合わせてツールを使う


ここからは、僕がしている対策をいくつか述べます。

ポイントは「目的に合わせたツールを使う」です。

がむしゃらにメモを取ればいいということではありません。

どんなタスクの何を忘れないようにするかを考えてツールを選択しましょう。


スケジュールを覚える

日付を伴うスケジュール関連は、カレンダー機能のあるものを使用しましょう。カレンダー機能のあるツールはたくさんあります。手帳などもいいですが、できればスマホアプリで、リマインダーでスケジュールを通知してくれるものを選びましょう。

やることを覚える

日々のタスクですね。これは僕は付箋を用いています。仕事柄はスマホなどを仕事中に使用することができないため、付箋を使用して、タスク管理しています。専用のファイルを準備しており、そこに必要な書類と付箋を組み合わせながら、細々した仕事の忘れがないようにしています。


期日を覚える

これはタスクリストをGoogleのスプレッドシートで作成しています。期日、やること記入し、いつまでに何をやらないといけないかをすぐにチェックするようにしています。これをしておくと、先の予定を予測しながら自分の行動を考えることができます。スマホでも管理できるので、便利ですね。



以上、いくつか僕がやっている対策を目的別に並べてみました。これらがごちゃごちゃになっていると、管理が煩雑になって、結局仕事を忘れることにつながります。

目的に合わせてツールを使い分けてみるのもいいかもしれません。




頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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