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#467 ”自分の中の悪いやつ”は敵ではない?

こちらのnoteは思いついたキーワードから話を展開する「note放談」を行っています。

今日も思いつくままに書いていきたいと思います。

本日のテーマは「自分の中の悪いやつは敵ではない?」

まあ、生きていると劣等感を抱くことってありますよね。

特にこのSNSの時代はそんなことなんか日常茶飯事です。

人を妬むな!自分と向き合え!みたいな言葉はよく聞きますが、難しいのが人である!と。

そう思います。


自己紹介とお知らせ


某リハビリテーション病院で作業療法士の中堅管理職として働いています。このnoteでは、医療の中で様々な人の生き方と出会う作業療法士が、さまざまな生き方の悩みや社会での課題を、自分視点で解釈して記録しています。

読んだ方の何かお役に立てれば幸いです。

以下お知らせ。

◾️湘南OT ”超交流会 2nd”
久しぶりの湘南OT対面企画です!今回の対面研修会では、関東会場と九州会場を繋いでそれぞれの会場でのディスカッションを行う予定です。対面とオンラインのハイブリットから生まれる新しい交流をぜひ体験してください。
先着順なので早めの申し込みを(各会場30名まで)!!


◾️第28回福岡県作業療法学会
来年行われる福岡県作業療法学会の学会長を行うことなりました!ホームページが公開されましたのでよかったら!
演題募集は6月1日〜7月31日 8月22日まで!


◾️湘南OT Interaction
「学びたいけどどうしたら・・・」と悩む作業療法士の方と一緒にコミュニティ作りを支援します。定期的に勉強会も行なっているのでよかったら!
8月11日 21:00〜 zoom勉強会を行いますので、参加される方はよかったら。
今回のテーマは「作業のレンズで社会の仕組みを考える」です  


それでは続きをどうぞ。


自分の中の悪いやつ


自分自身の中に悪いやつは誰しも存在します。

それは”劣等感”という言葉が適切だと思うんです。

周囲と比較するからこそ、人を妬んだり、「くそー!」と思うこともあります。

「自分には関係ない!」と無理に考えてみたところで、その考えが一時的に作られたものであって、

決して劣等感がなくなるわけではないです。

悔しさや息苦しさは人間が周囲に自分を投影できるからこそ生まれるものです。

自分もあの人みたいに頑張りたい!

そう思うほど劣等感は一緒に育っていくわけです。

つまり向上心、成長したい欲求の現れですよね。

劣等感の問題は、その感情を持つことではないと思います。

その劣等感の矛先が攻撃性を持つことに問題があります。

相手を責めたり、妬んだりすることで、人を傷つけることもあれば、自分を傷つけることもあるんです。

人を傷つけることは今は大問題になっちゃうので、その行動を取れる人はほぼいないと思いますが、

「自分を傷つける」はやってしまっている人は意外と多いんじゃないでしょうか。

「私はダメなやつだ」
「頑張ると辛いからやめよう」
「戦っても意味ないよね」

こんな感情を抱いたことある人はいると思います。

僕はありますし、今もそんなことが起こります。

自分を卑下し、押し込め、走れないように縛り付ける。

その行為を行なっているのは自分自身だということにどうして気がつけないんでしょうか。

劣等感は何も悪いことではないです。

劣等感があるからこそ、人を目標を定めて成長していくことができます。

でも、劣等感と同時に起こる負の感情と自分への攻撃性に問題があるんです。

人を責めたことで、現状は何も変わらないです。

結局は自分の行動次第ですので、人と比較すること自体には意味がないのかもしれません。

他者との共感性が高い人が多い日常なので、共感するほど相手との境界線がよくわからなくなります。

でも、自分は自分。

人間は成長の過程で自己を確立し、世界と自分との違いを理解するほど、人は自立していきます。

だから、劣等感から攻撃性を感じる人はまだ成長途中なんです。

だから、落ち込むことも成長の過程として捉えると良いと思います。

あなた自身がまだ成長過程であるなら、それはやはり伸び代なんですね。

まだまだ、道半ば。

まずは自分の成長を願って前に進むことが必要ですね。


今日は以上になります。

頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

ではまた。

◾️質問箱
質問箱をGoogle formで作りました。仕事や生活などでの悩み(それ以外でも)があれがご記入ください。いただいた質問は、記事にして返信したいと思います。


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