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第4回「ビギナ発表支援コミュニティー」報告

この度、ありがたいことに学会長に任命していただきました!

このnoteでは学会の運営側からの目線で【第28回福岡県作業療法学会】の学会長である私が、学会が出来上がるまでの課題や奮闘についてを書いていきたいと思います。

今回のテーマは「第4回 ビギナー発表支援コミュニティ 報告」です。

第28回福岡県作業療法学会では、発表者ファーストを一つのテーマとしています。
発表者への支援として「ビギナー発表支援コミュニティ」を作り、定期的に勉強会を実施しています。

このコミュニティでは、①公開フィードバック(30分)、②質疑応答(30分) を行いながら、学会発表について学ぶ機会を作り、発表しやすい環境を作ることを目的としています。

今日もその報告について記載したいと思います。

この日記がこれから学会を運営する方の何かのお役に立てれば幸いです。

※このnoteの記事は私自身の見解であり、関連する組織とは無関係であることをご理解いただきたく存じます。

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✅演題登録について
学会の演題登録期間は6月1日〜7月31日です。
参加予定の方はぜひ学会での発表をご検討ください!!
お申し込みは学会ホームページから。


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文献と照らし合わせる


前回までの発表コミュニティでは、

① アウトプットする(書き出す)
② カテゴリー分けする
③ ストーリーを考える

の順番でまとめてきました。

ここまで来れば、「自分の言いたいこと」も概ね固まってきていると思います。

次の段階としては、「文献と照らし合わせる」です。

今までの流れで、自分が言いたいことが固まってきました。

ただ、それはまだ自分の中で言いたいことが見つかっただけです。

シングルケースの報告であったとしても、学会発表である以上は学術的な意味合いを持ちます。

「言いたいことだけを言う」

だけでは、その業界の発展には寄与できませんし、自分の経験の話だけになってしまうため、知識として積み上がりにくくなります。

そのため、先人たちの知恵と比較して自分の考えがどのような立ち位置なのかを見極める必要があります(巨人の肩の上に乗る)。

文献の調べ方については、また別の機会があれば提示しようと思いますし、関連書籍などもあると思うのでそちらを当たってください。

文献を探すときには、自分が考えたことについては、基本的に誰かがどこかで論じていると考えた方がいいでしょう。

例え、調べた文献が自分の意見を否定するものであったとしても、

「では自分はどうして違う結果になったのか」

を考察すれば良いと思います。

世間一般の認識と自分の認識の差分を文献から学び、そこから得られるヒントをもとに事例の【はじめに】や【考察】を組み立てていくと、自ずと言いたいことも具体的になってきます。

ここまで来れば、レジュメを作るための材料は一通り揃ったことになります。

今の状況でレジュメを見ると、情報量が膨大になっていると思います。

これは「自分が言いたいこと」を絞り出し、明確にするために必要な作業です。

でも、言いたいことが見極められれば、今度は情報を削っていく作業を行うことになります。

なので、次は情報を削り、スリム化するコツを話していきたいと思います。


今日の内容の振り返りは以上になります。

ビギナー発表支援コミュニティはまだ続きます!!

申し込みたい方は以下からどうぞ!随時メンバー募集中です!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScHJR_pa-qfWl-lzSUQ3NN4-xGSSDKdab_v8UfLWgUVoTXPGw/viewform

引き続き、学会運営の応援よろしくお願い致します!


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