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#50 自分の価値を無理に決める必要はない

さて、今日のテーマは「自分の価値を無理に決める必要はない」です。

「何者でもない自分」という言葉を聞いたことありますか。

「自分は何者でもないから、何者かになるために頑張らないといけない。」

そんなプレッシャーに駆られている人もいると思います。

あなたの価値はどうやったら作られるんでしょうか。

そのプレッシャーは必要なんでしょうか。

一緒に考えていきましょう。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など


それでは本題に入っていきましょう。


「何者でもない自分」とは


「何者でもない自分」という表現は、

自分の社会的な立ち位置や役割が明確になっていない状態で用いられることがあります。

著名な先生などが過去の自分を振り返りながら、

「あの頃の自分はまだ何者でもなかった」

みたいな感じで用いられることが多いです。


その言葉を聞くと、

「ああ、まだ自分は何も成してない」と感じ、

自分も「何者でもない」と考えたりするわけです。


こう感じること自体に特に問題はありません。

自分に何ができるのか。
自分が何者であるか。


これらは、僕たちが社会で生きていくためにも考え続けるべきことかと思います。


ただ、この認識を得るために、焦る必要はないと思います。

焦って、誇張したり、無理して体を崩したり、そのような結果は本末転倒です。

まずはあなたの自身の価値がどのように作られていくかを考える必要があります。



価値はどう作られるか


では、その人自身の価値はどのように作られるのでしょうか。

大前提として価値提供という意味合いにおいては、

「その人の価値は他者評価である」ということを肝に銘じましょう。


自分にどんな価値があるかは自分が決めるのでなく、

あなたの行動を見た周囲の人たちが決めることです。


あなたが作った情報が「価値があることだ!」と思ったとしても、

その情報の価値が伝わるかどうかは別の問題です。


それはその情報を受けとった人にとって価値があるかということです。


では、他者にとって価値があるかもしれない何かはどう作られるかです。

それはあなたの興味・関心から始まる経験によって作られるんだと思います。

あなた自身が生まれてから生きてきた中で培われた興味・関心がありますよね。

「こういうことが好きだな」
「こういうことを頑張りたいな」

そうやって、様々な選択肢からどの経験を積むかを選んできたと思います。

つまり、あなた自身が頑張ったり取り組んできたことや、これからやってみたいと思っていることに価値が生まれる可能性があるということです。


あなたにとっては当たり前のことかもしれませんが、他者にとってはとても知りたかったことかもしれませんよね。

これから何かを始めたい他者にとっては、それは新しく感じるかもしれません。


価値というのは、個人の人生という時間の経過の中で作られた経験と、それを他者が評価することで作られるものだと考えることもできます。



焦る必要はないかもしれない


そう考えると、価値が作られるためにはとても時間がかかります。

様々な経験値の中から何を得て、どう行動を取るか。

しかも、それはあなた自身の指向性で大きく変わってきます。

様々なライフイベントを経験する中でそれも変わっていきます。

どれだけ焦って「何者か」になろうとしても、それは一長一短ではいかないということです。


では、僕たちがやるべきことは何か。


それは目の前の課題に、日々取り組んでいくことです。

そしてそれを他者に公表しながら、その価値を確認していくことです。


焦る必要はありません。

今、あなたができることを確実に取り組んでいくことが大事です。


偉そうに文章書いてる僕もまだまだ道半ばです。



頑張るあなたを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。

よろしかったら、スキ&フォローをよろしくお願いします。

ではまた。


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