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#32 ゴールまでの道のりは人それぞれ

さて、今日のテーマは「ゴールまでの道のりは人それぞれ」です。

仕事、趣味、生きがいなどにおいて、
人にはそれぞれの目指すべき目標があると思います。

その道を歩む中で、
他者との違いや、その差を感じて前に進めないこともあります。

「人と比較して辛い」と感じたとき、どう考えたらいいか。

そんなことについて少し話をしましょう。


自己紹介です


お題の話の前に、自己紹介します。

僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。

日々の実践はもちろんですが、中堅管理職として、
管理の視点や現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・組織での働き方
・健康の考え方
・自分を大切にする生き方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと など



それでは本題に入っていきましょう。


周りと比較して つらい


僕たちは、日々様々な作業に取り組んでいます。

仕事、趣味、余暇、休息 など

人間が生活していく上で何かに取り組むことは避けれません。


何か自分にとって価値のあるものに取り組んでいくときに、

どこに向かっているかを考えたりします。

それを「目標」と言ったりしますね。


例えば、


「仕事で良い実績を出すぞ」
「勉強して試験に合格するぞ」
「今年は何かを頑張るぞ」 など、


目標の解像度はそれぞれですが、

何かしら目標を決めて行動していると思います。


その目標に行き着くまで、様々なことをクリアしながら歩いていくわけですが、目標までの道のりがどれくらい進んでるかが途中に気になりますよね。


そんなときに僕たちは同じような方向に進んでる人と比較をします。

自分の現在地を確認するんですね。


そのときに、


「あれ思ったより進んでない」
「あの人の方が先に進んでないか」
「というか周りはもうゴールしてるな」


そう思うと少し不安になってきますよね。


自分の目標に希望を持って進んでいたはずが、

気がつけば他者が基準となってしまい、

その比較をすることが習慣となり、

他者と比べることでしか成果を確認できなくなります。

「あいつよりは進んだな」
「俺の方が頑張ってるな」

目標ではなく人より優位であることに快感を覚えて、

それを求めるように行動してしまう。

少し心当たりはありませんか。

僕はあります。


これは集団で生きる人間にとっては避けられない考え方かもしれません。

ただ、この他者比較が辛く感じてしまいます。


思うように先に進めてないときに、

まるで自分が何もできない人間かのように感じてしまい、

他者を恨んだり、妬んだりしてしまう。


とてもきついですよね。


気がつけば、目標を目指し歩くことをやめてしまう人もいると思います。


歩き方は人それぞれ


そんな感情に巻き込まれてしまっているあなたへ

まずは自分を振り返ってみましょう。


あなたが努力している・したいと思った作業はなんですか。


「目標はなんだったんだろうか」
「何に憧れたんだろうか」
「自分はどう生きようとしているのか」
「大切にしたいことは何」
「理想とした自分はどんな自分か」


様々な問いかけ方があると思いますが、

内省して、自己を振り返りましょう。


自分がしたい作業を思い出したら、

次に意識して欲しいのは、

「ゴールまでの道のりは人それぞれだ」

と思うことです。


生まれてから死ぬまでの人間の人生を思うと、


学生時代に活躍する人
若手社会人として成果を出す人
中堅管理職で人望のある人
中年でもアグレッシブな人
歳をとっても我がみちをいく人


人それぞれ、いろんなところで輝く瞬間があります。

これが全員に訪れるわけでもないんですが、

何かしらのチャンスはあるわけです。


そして、そこに行き着く道のりは同じでしょうか。


ゆっくり進む人もいれば、走って駆け抜ける人もいます。
一本道の人もいれば分かれ道の人もいます。
荷物の量も人によって違うし、休憩が必要なこともあります。


道のりは十人十色です。


そう思えれば、他者と比較することがどれだけ無意味かわかると思います。

切磋琢磨できてポジティブに進めるという意味では他者は必要です。

ただ、それによって自分の行動を阻害されているのであれば

比較することに意味はありません。



自分のペースで


そう考えれば、ゴールまでの道のりは

「自分のペースで進む」

が適切かと思います。


目標を見定め、

自分にとっての歩き方はどんな方法が適切なのかを考え、

それを日々たんたんと継続する。


結局は自分と向き合うことです。

自分のペースを守りながら歩み続けることが大事なんですね。


何かにめげそうなときは自分のペースを振り返ってみてくださいね。



頑張るあなたを応援しています。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。


ではまた。


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