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#17 「やりがい」を感じないとき どうするか


自己紹介です



お題の話の前に、自己紹介します。


僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。


日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として、管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。 

ありがたいことに、管理の視点や、現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。

これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。


このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。

・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと
 など


また、この内容は音声で配信もしてますので、
読むのが大変という方はそちらもよかったらどうぞ。





それでは本題に入っていきましょう。



やりがいを感じないとき


さて、今日のお題は「やりがいを感じないときどうするか」です。


みなさん、日々働いている中で「やりがい」って感じてますか。

やりがいを感じるかどうかって一度は考えたことがありますよね。

やりがいがあると仕事やプライベートは楽しいかもしれません。

やりがいがないと仕事やプライベートが苦痛で空虚かもしれません。


無理に求めるものでもないんでしょうが、あるに越したことはありません。


「やりがい」は基本的には主観的なもので、

自分が「やりがいがある」と感じるには、

自分のやりたいこと(価値)と、 実際にやってること(環境)の 一致度


が重要だと思います。


「自分が発案したプロジェクトが採用された」
「プレゼンが、学会で良い評価をされた」
「仕事ぶりを同僚スタッフに褒められた」

うん。なんだかやりがいを感じますよね。


やりたいこと(価値)と周囲の反応(環境)の一致度は大事だと思えます。


では「やりがいを感じない」とはどういう状態でしょうか。


前述の内容からすると以下の2つのパターンが考えられます。


① 自分のやりたいこと(価値)がわからない
② 実際にやってること(環境)と一致しない


①は自分のしたいことを模索してる段階です。

「どんなプロジェクトをしたいかわからない」
「何を勉強したらいいかわからない」

などがそうです。

②は自分のしたいことと現実のギャップに悩む段階です。

「頑張っても評価してもらえない」
「発表したけどあまり反応がなかった」

などがそれにあたります。


なんとなく当てはまる気がしませんか。


やりがいのあるなしとは、自分の価値の認識や、環境とのギャップから生まれる主観的な感情なんだと思います。

今回は、① 自分のやりたいこと(価値)に焦点を当てながら書いていきたいと思います。



価値はどうやって作られるか


では、自分のやりたいこと(価値)ってどうやったら見つかるんでしょうか。

突然目の前に降ってくるものでしょうか。

もしそう思っているなら、それはただの思いつき、もしくは思い込みです。


価値とは「作りあげていく・作ってきた」ものだと思います。

普段、生活していると、

「これは好きだな」
「あれは楽しかったな」

など、何かしら意味を感じることってありますよね。

まずはこれが大事です。


そしてその意味を感じたことに取り組んでみると、

「続けてみたい」
「もっとやってみたい」


と思うこともありますよね。


これが「自分がやりたいこと(価値)」になっていくんだと思います。


そのように考えてみると、

自分が意味を感じたことに取り組んでみて、
それを継続して行うことが
「やりたいこと」につながると言えます。


なんだか当たり前の話になってきましたが、
意外とこれに気がつけてない人はいるんじゃないでしょうか。


継続して取り組める作業は大事にしましょう。



やりがいを感じるには

では、「やりがい」の話に戻りますね。


「やりがい」とは、「自分のやりたいこと(価値)と、 実際にやってること(環境)の 一致度」だと述べました。

そして自分のやりたいことは意味を感じたことに継続して取り組むことで見えてきます。


では、

自分が今まで継続して取り組んできたことや、今も取り組んでいるものには
どんなものがあるでしょうか。


過去の経験の中からでもいいですし、今行っていることでもいいです。

まずはそういった作業がなんなのかを振り返ってみましょう。

紙に書き出してみるのもいいかもしれません。


その作業の中にこそ自分がやりたいことが隠れています。

その中から
「意外とこういうことが好きなのかも」と思えれる作業があれば、
それはあなたのやりたいことかなり近いものだと思います。

まずはそれに気がつくことが重要です。


次に、現在自分が1日の中で取り組んでいる作業を振り返ってみましょう。

その中にあなたが見つけた「やりたいこと」はどれくらい含まれていますか?

さて、なんとなくわかってきたと思います。

ここでは、

自分のやりたいこと(価値)と、実際にやっていること(環境)の一致度を確認しているんですね。

これをみたときに「自分のやりたいこと」に取り組めていなかったり、その作業が少なかったとしたら、あなたは「やりがい」を感じれていないかもしれません。


では「やりがい」を感じるにはどうしたらいいでしょうか

そうです。

「やりたいことに取り組む作業や時間を作る」ことです。

長く書いてきましたが、やっと結論です。

答えは単純で明快です。


やりがいを感じるには、

「自分がやりたいことを理解して、それのための時間を作り、その作業に取り組む」

ことです。


これは仕事でもいいですし、プライベートでもいいです。

そうすることで、あなたのやりがいのある生き方が見つかるかもしれません。


よかったら、コーヒーでも飲みながらじっくり考えて試してみてくださいね。


頑張るあなたを応援しています。



最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。


ではまた。

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