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居酒屋「海の家」 第1回 zoom勉強会

居酒屋「海の家」の第1回のzoom勉強会が開催されました!

勉強会と言っても、基本的にはオープンダイアローグを使用しているため、自由討論を行なっています。

その場で生まれるインタラクションを重要視し、どのような結論になるかはその場の参加者次第なんです。

何が得られるかわからない。

つまり、正解が存在しない。

だからこそ、発言のハードルも高くない。

自由に話し、自由に議論することに意味があると考えています。

内容は大体こんな感じ↓

お品書き

1時間半、みっちり議論する。

さて、どんなディスカッションが行われたでしょうか?

少しだけその内容を共有します。


迷える管理職


個人やチームと聞くと、いくつかそこにハードルのようなものがあります。

・個人のモチベーションはどうしたらいいか?
・組織の目標はどうしたらいいか?
・スタッフから見たら管理者はどう見えるか?

組織という大きな存在と、そこで働くスタッフの働き方。

これは組織やチームにとって永遠のテーマです。

今回の勉強会でもたくさんの悩みがあがりました。

管理職だけでなく、現場のスタッフの視点もあり、この議論はどのような方向に向かうのか。

様々な意見が飛び交う中で、見えてきたのは「組織にとっての信念」の重要性です。

私たちは管理職に対して、スタッフに対して、たくさんの迷いがあります。

・これは残業なのか?
・このルールは受け入れてもらえるか?
・どのように指導したらいいか?
・上司の仕事をどう評価するか? など

たくさんのことを組織やチームに対して思っています。

そして、これらの行動は一旦棚上げされ、会議などでの議論に持ち込まれます。

でも、その会議でも「どうしたらいいんだろうか?」と、話が右往左往し、結局結論が出ない。

そうやって行動が遅れて、結論を出すことが遅くなったり、流れていってしまいます。


信念はあるか?


これはどうして起こるんでしょうか?

それは、組織として見据えるべき未来が定まっていないことに他なりません。

私たちが組織として徒党を組むということは、一人では成すことができないものを成すことが目的なはずです。

そうです。

組織には本来、集団としてまとまるべき「目標」が存在しているはずです。

その「目標」があるからこそ、迷った時に「こうしたら良い!」という方向が決まるんだと思います。

長く組織やチームに属していると、この集団として当たり前の「目標」も見えなくなっていくことがあります。

そうした時に、管理職いは「迷い」が生まれるわけです。

そして、その迷いはスタッフに対して、集団としての目標の曖昧さを暗黙的に伝えることになります。

そのような状況で下した決断には誰も乗っかってきません。

つまり、まとまりのない組織が出来上がるわけです。


チームとしての信念


だからこそ、私たちは「何を目標として存在しているか?」という疑問に、管理職は答えられなければなりません。

人はそれを組織の「理念」と呼びます。

その理念があるからこそ、その組織を運営するリーダーには「信念」が存在し、それを持って行動を起こすからこそ、

「理念」と「信念」はスタッフにも伝わっていくんだと思います。

月並みな回答となりますが、

「目標を持って行動すること」

それがチームをまとめていくために必要な能力になると思います。

これは口にすればとても簡単なことですが、意外とハードルは高いです。

それは、掲げる目標が現状と合っているかを見る必要があるからです。

また、行動もどこまでどのように行うかを瞬時に決めることも難しかったりしますす。

ただ、これらの問題も見据えながら、それでもなお「目標」と「行動」に焦点を当てながら進める以外に方法はありません。

あなたの行動が、これからのスタッフの未来になっているんだと思います。


今日はそのような議論を行なっていました。

自由な会話場面でもありながら、結論として管理職の目指すべきところが重要であることが見えてきました。

参加された方のお役に立つ議論であれば幸いです。


次回予告

さて次回は、X(スペース)での雑談会です。

5月18日(土) 21:00〜 @X(スペース)

次回はどんなテーマになるのか?

お楽しみに。


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