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中判フィルムカメラ

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中判フィルムカメラで撮った写真について。今の処、プラウベルマキナ67だけですが・・・
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#カメラのたのしみ方

さよなら、Fujifilm 120 PRO400H

カラーネガフィルム「富士フイルム120PRO400H」が販売終了してしまった
手元にある弾丸はわずか
いつ撃つのか? それとも、冷凍庫に永久に保管するのか?
そうではない
撃ちたい時に撃つのだ
さようなら、PRO400H

ライカR8とプラウベルマキナ67というマニアックなコンビでブナの森を撮りに行きました。

フィルムを入れる作業(アルコールが入っていないので手が震えていますがあしからず)、そして実際の写真を載せています。
ブナの森の木漏れ日は露出計測の大敵でして、プラウベルマキナ67に至ってはほぼ露出失敗しました。
まあ、そんなところを含めてご覧ください。

中判フィルムカメラで撮る鳥取県~大山から砂丘へ

中判フィルムカメラで撮る鳥取県~大山から砂丘へ

鳥取県は自然豊かで、地形的にも面白い自然の奇跡を堪能できる。

移動制限解除期間に訪れた大山から鳥取砂丘までを、プラウベルマキナ67で撮ってみた。

film「kodak portra 160」

大山、中国山地を代表する山。

快晴だったので、とても気持ちの良い写真になった。

砂防ダムと大山。

この超緻密な解像度こそ、中判フィルムがやめられないところ。

風景写真での中判フィルムの威力には驚

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中判フィルム1ロール(10枚)で撮る島根県の山から海へ

中判フィルム1ロール(10枚)で撮る島根県の山から海へ

我が島根県は、山あり谷あり川あり海あり過疎化あり。

日本でもトップクラスの田舎であり、ご当地キャラが自虐をネタにするくらいですが、写真を撮るにはとても良いところ=僕の好きなところなわけです。

今回は島根県らしい写真を撮ってみました。

中判フィルム1ロール(10枚)で故郷の美しさを山から海まで表現してみようという試み。

中国山地、日本海側と太平洋側を分ける日本の脊梁でもあります。

中国山地

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中判フィルムカメラと『Kodak PORTRA160 120』で撮る自然な景色

中判フィルムカメラと『Kodak PORTRA160 120』で撮る自然な景色

プラウベルマキナ67と『Kodak PORTRA160』のコンビで色々な景色を撮影してきました。

ブローニーフィルム(120フィルム)で撮ると、単純にフィルムサイズが大きいので高画質なのは当たり前ですが、立体感とボケのまろやかな感じはこれしかない!と思わせてくれます。

今回は日々の何でもない自然を、中判フィルムカメラで撮ってきました。

友人と登った中国山地の低山、ポートラ160はごらんのよう

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35mmフィルムと中判フィルムの比較

35mmフィルムと中判フィルムの比較

ライカM3とプラウベルマキナ67をぶら下げて歩いているのを見かけたら、高確率で僕です。

今回は、この2台で撮影した写真を見比べてみます。

35mmは、ライカM3+ズミクロン50mm+ネオパン 100ACROS

中判は、プラウベルマキナ67(ニッコール80mm F2.8)+フジカラーPRO160 NS

まあ比べようがないと言われればお終いですし、モノクロとカラーネガだったりとわけがわかりませ

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中判フィルムカメラで、「ただ好きなものを撮る」という贅沢

中判フィルムカメラで、「ただ好きなものを撮る」という贅沢

「中判フィルムカメラでただ好きなものを撮る」というのは、現代においてかなり贅沢なんじゃないかと思っている。

もちろん経済的なコストが庶民向けではないことは大前提として、1フィルム10枚の濃厚な撮影行為は、これだけ便利で高速な世の中ではなかなか味わえない一瞬である。

ブナの森が大好きだ。

この枯れた木も。プラウベルマキナ67の換算40mmちょいという良い意味で中途半端なレンズで撮るには、けっこ

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