テトラ

生きてるだけで偉いよ

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最近の記事

左耳のピアス。

今日は君の話がしたい。 私はきっと、 クリープハイプの「左耳」を聞くたびに、 君の左耳のピアスを思い出す。 クリープハイプの「左耳」には、 「左耳 知らなかった穴  覗いたら 昔の女がいた」 というサビの歌詞がある。 君の左耳には、昔の女、つまり「私」がそこに居る。 君はいつしか左耳に軟骨ピアスを開けた。 左耳にしか開けなかった理由を聞いたら、 「○○と一緒に寝るとき、自分が左側だから、右耳に開けると寝るときに当たって痛いでしょ?」 と言った。 いつも仰向けで寝てい

    • 断捨離へ

      気づけば7月の下旬に差し掛かる。 私は時の流れに驚く。 気づけば君を忘れていたくらいに、彼にハマっている。 それでいい、というかそうであって当然。 私は自分の話もしたいけれど、他人の話も同時に聞きたい。友達であればあるほど、聞き専に回ることの方が多く、人の悩みを解決したがる。だけど、恋人には、私の話を聞いて欲しい。その上で、私は質問をしまくって、相手のことを知りたい。 彼と出会って約3ヶ月。 私の話をいっぱいした。まだまだ話せてないことはあるけど、ほとんど話した。 彼

      • 2024上半期振り返り

        気づいたら7月。 ついに今年が終わるまで半年を切ってしまった。 私はいつも上半期・下半期の括りで振り返りをする。 なぜかって言うと、半年もあればいろいろな出来事を経験して、それが私にとってどんなエネルギーになっているのかが見えやすいからだ。 とはいえ、昨年は上半期だけ振り返って、下半期について何も書いていないけれど(笑) じゃあ早速、振り返ってみよう。 1月。 年女になった〜と喜んでいた。正月は久々に実家で過ごしていた。 ビッグイベントと言えば、「卒論の提出」。正直言

        • プレイリスト。

          大好きな人にプレイリストを作ってもらった。 会って間もない頃から言っていたのに、 なんとなく忘れてしまっていて、ようやく作ってもらった。 彼が好きな曲を、私も聞きたい。 そう思ったのは初めてだった。 私の好きな音楽は、なんだか統一感がなくて、好きなアーティストを聞かれても困るくらい、ただメロディに惹かれた曲を追い続けていた。 基本的に人から薦められた曲は聴かない主義だ。 感性なんて人それぞれだし、歌詞がいいよなんて言われても、歌詞ベースで音楽を捉えていないから何も惹か

        左耳のピアス。

          2022.06.02

          そういや昨日、 noteを始めて2年記念日 という通知が来た。 当時書いた記事は消してしまったけれど、 書いた内容は何となく覚えている。 2年前は3回生。 就活しなきゃね〜、 院進学も迷ってるけどな〜、なんて思ってた。 ひとまず就活に向けてギアを上げていたが、 当時、学科からコースに分属されて、 専門的な授業が増えていた。 その中に、自分で選んできた新聞の内容を発表する授業があった。 本当に嫌だった。 みんなは喋れるのに、私は喋れない。 選んでくる内容も、なんだか議論

          愛と犠牲

          「きみに読む物語」を観た。 電車の中で涙を堪えながら観ていた。 すごく簡単に説明すると、 ひと夏の恋が熱く、愛し合っていた2人が、紆余曲折あって別れ、 あることがきっかけで再会。 そして結ばれる。 映画を観て、どこか似たような作品を思い出した。 Netflixで話題になった「First Love」だ。 これも似たような話。 学生時代に付き合っていた2人はある出来事がきっかけで別れ、 偶然見かけたことから探し求め、再会し、結ばれる。 この類の作品には、幸せな側面と、

          愛と犠牲

          乖離

          「自己肯定感高そうだね」 最近、あまり知り合っていない人からよく言われる一言。 この言葉を言われる度、全力で横に首を振る。 何かを発表する時、力を発揮する時、 私はその前に必ず準備をする。 元々、発表や人前で話す場面が好きではなく、声が震えたり、言いたいことが言えなかったりしていた。 そんな自分が本当に嫌いだった。 人前でも臆せず喋ることのできる友達、 自分のペースで落ち着いて喋ることのできる友達、、 「自分もそうなりたい」 それから私は事前準備を怠らず、必死に

          自然と重ねてしまっていた

          ずっと引きずっていた、元恋人のこと。 一つ前の記事には、やっと写真を消すことができて、ちゃんと君が思い出になったことを書いた。 そんな作業を行ったからなのか、私には新しい恋人ができた。 写真を消した作業の後、高校の友達と会う予定があった。いろんな話をして、みんなの恋愛観を語っていた。 私は正直、1人でも生きていけると思っていたし、恋人は要らないし、結婚もしない。長生きをするつもりはないから子供も要らない。そんな考えをさらけ出していた。 友達はそれを聞いて、びっくりして

          自然と重ねてしまっていた

          あの頃の2人のままにしておきたかった。

          ずっと残してしまっていた。 カメラフォルダに、君の写真を。 それをついに、私は消した。 美化してしまいたかった。 思い出になって欲しかった。 頭の中に、心の中に。 今までは、君との恋が思い出になる前に、もう一度始まる可能性を残しておきたくて、消すことができなかった。 君からのアプローチが凄かった3年前。 待ち伏せまでして連絡先を交換しようと言ってくれた。年上の私に、必死に連絡してくれていたね。インスタのDMで話す日々が楽しくて、会う日が決まってからは、どんな服着ようか

          あの頃の2人のままにしておきたかった。

          桜を見た

          大学院生になった。 私が所属するコースは学部生の頃から人数が少なく、院進を決めたのは私を含む2名だけだった(外部からも来ない)。 学部時代にコースの中で仲の良かった子達はみんな就職。特に1番仲の良かった子とはいつもバカ騒ぎしていたので、そんな相手が居なくなった大学は、私にとって同じ場所なのに、まるで違う場所のようだった。 研究室。 昨年は同期が3人、先輩が1人の計5人だった。少人数な大学故、これでも多い方なのだが、今年は後輩2人と私の3人だけ。 なんだか研究室に居ても心

          桜を見た

          ペットを失った悲しみから。

          大好きなペットが亡くなった。 アイコンの通り、私は亀が大好きで、 実家には長寿の亀が住んでいた。 名前はありきたりだが、かめ吉と名付けた。 かめ吉は、私が9歳の頃にやってきた。 父親の知り合いから譲り受けた。 当時、20年は生きた亀だと知らされていたから、ウチにやってきた頃にはもう十分大きかった。 それから15年経って、かめ吉は安らかに眠った。最後まで頑張っていた。 ちょうど亡くなる1週間前程に、実家に帰っていて、明らかに様子がおかしかった。 餌も食べず、動きも鈍い。

          ペットを失った悲しみから。

          青とオレンジ

          夜明け前、日が昇る前。 夕暮れ時、日が落ちる前。 少しだけ太陽が覗いている空を見ると、なぜか心がざわつく。 青とオレンジが共存する空を、どちらかがなくなるその時まで、ずっと見つめていたい。 太陽が照らす水色の空よりも、 点々と星が浮かぶ群青の空よりも、 昼間のキラキラとした太陽が 起きてくる時、疲れて寝てしまう時の、 まるで太陽が微睡みのなかにいるかのような、そんな空が神秘的で好きだ。 きっと、 青とオレンジが共存している空は、 太陽の1日の生活を表しているのだろう。

          青とオレンジ

          いつになったらポジティブになれるのだろうか

          久々に書きたくなった。 最近、結局ポジティブでいる方が楽なんだろうなということに改めて気づいた。 そんな私はネガティブで、ポジティブな人に憧れを抱くタイプだ。 いつからネガティブなのだろうか、物心ついた時にはもうネガティブだったような気がする。 「もっとポジティブに生きようよ」そんな声かけが辛くなるなんて、思ってもいなかった。 これまでずっとネガティブ思考で生きてきた人間に、今更ポジティブになんて慣れるかよと思えてきたのだ。すでにこれもネガティブ思考ですね(笑) 分か

          いつになったらポジティブになれるのだろうか

          現実逃避の最終回

          こんばんは。 noteを更新できなかったのには訳がありまして、、 この度コロナウイルスに罹患しておりました。 喉が痛いな〜と思ったら熱が出て、熱下がったから大丈夫かな〜と思っていたけどコロナでした。 喉が痛い、というか、喉が焼けている。 この表現が1番適切だと思いましたね。 痛さよりも違和感の方が大きかった気がしました。 そんなこんなで自宅待機期間を過ごしていたわけですが、、、 映画でも見漁ろうかと思っておりましたが、 なんとなく前から大好きなSPECシリーズを見た

          現実逃避の最終回

          幸せにしてやってください

          諦めることにした。 一旦恋はおやすみにする。 もしかしたら明日にはやっぱり諦められないとか言っているかもしれないけれど。 別れてから考えない時なんて本当に余裕がない時くらい。 暇さえあれば考えてしまうくらい、私は君に沼っている。ズブズブと入り込んでしまったこの沼から抜け出さなければ、と思ってはいるもののなかなか抜け出せない。 君には新しい恋人ができた。 見てしまったし、直接君の口からも聞いた。 新しい恋人の好きなところは?と聞くと、常識力があって頼りがいがあるとこ

          幸せにしてやってください

          お試し期間。

          恋にお試し期間というものがあれば良いのに、ってすごく思う。 お試し期間を経て、いろんな人がいるということを知る。 そして、運命の人と出会えるという奇跡に期待する。 元恋人の方が良かったなと思う可能性が生まれる。 私の友達に、 遠距離恋愛ができなくて、好きだけど別れてしまったカップルがいた。 恋愛体質な友達は、まだ元恋人のことが好きなのは分かっていた上で新しい人と付き合った。 でもいずれ、元恋人のいる場所に戻って、よりを戻せるなら戻したいという気持ちがあったそうだ。 新し

          お試し期間。