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AIを使って素人が英訳できるのか?
SNSで #AI英語ライター という、聞いたことも無い言葉を目にした。その中身は、英語や翻訳の知識を持たない人間が生成AIを使って翻訳することを指すらしい。 最新技術のAI…
使うことを目的にすると間違える
翻訳祭も無事に終了したようだ。開催中は、いろいろと情報が断片的にSNSに流れてきた。
特に機械翻訳に絡むツイートは賑わいを見せていたように思う。概ね、私が自分自身でNMTを使い、評価した結果から判断したことと同じような話がされていたようで、そういう意味では正しい情報出しがされていたのだろうと推測している。
私はあるツールの情報に目が留まり、その画面を眺めていたのだが、どうも気持ちが悪い。MTを
NMTって結局、何も変わらないのでは?
Neural MT が登場して以来、今こそ機械翻訳を導入すべきという勢いでツールベンダーがセールス活動を強化しているようだし、あちこちで機械翻訳をテーマとしたセミナーやパネルディスカッションが開催されていて、翻訳に詳しくない一般の人々が洗脳されている感じがしている。
最近、複数社のNMTを試用する機会を得て、出力される訳文を眺めている。決して、どのNMTが優秀かといった優劣をつける目的で見ている
NMTは単なる営業機会
Google が Neural machine translation (NMT) を採用したことをきっかけに、NMTが従来の機械翻訳よりナチュラルな文章を作り出すことを、一般の人々まで知るようになった。そして機械翻訳を売り物にした翻訳システムの販売が加速している感がある。
先日、某社が企業向けに行ったAI機械翻訳システムの説明を聞く機会あった。
説明内容の主たるものは、従来からある翻訳統
流し読みの癖を直さないと
読書は大切。仕事柄、いつもそう思っている。
でも、最近私が読む本は、ビジネス書だったり実用書だったり、新しい知識を得るために読んでいるものばかり。
いまさらだが、これではマズいということに気づく。
必要な情報だけを得れば良いので、時間短縮のために飛ばし読みや斜め読みといった流し読みをするが、その癖がすっかり身についてしまった。もちろん、実用書などはこの手の読み方で構わないのだが、言葉を噛み締め
翻訳から逃げる翻訳会社
納品された翻訳物に対して「翻訳としてどうなのか?」と良否を問うと、まともに回答しない。また、自分たちの意見や提案さえできない。
某所に「翻訳の玄人がいる翻訳会社を、誰か知りませんか?」と書いたのは、プロフェッショナルとして、こういったことにちゃんと対応できる翻訳会社に、いまだ出会っていないからだ。
言葉の端々に感じられるのは、翻訳として評価したり、その先にある議論を避けたいという意思が働