マガジン限定記事「モブキャラ人生やめたいならば」
先日、とても興味深い記事をネット上で見かけました。
タイトルのとおりなんだけどいま30後半で、今後の人生のことを考えるとむなしくなるわ。結婚しているやつはいいわな。パートナーと楽しく生きろよ。子供いるやつもいいわな。子育ての醍醐味を味わって生きろよ。仕事で自己実現できているやつもいいわな。その調子でスキルアップしなさいな。
で、この三つがどれもできていないおっさんはどうやって生きていけばいいわけ?
生まれてからずーっと、人に言われたことだけやって、我慢料として安い給料を渡されてさ。誰かを稼がせるためにロボットのように働いて、動けなくなったらポイでしょ。七時ごろに仕事が終わって、飯食って、酒飲んで、寝る。誰かを稼がせるためにそれを繰り返す。自己実現できていない会社員って置き換え可能なbotでしかないわなぁ。むなしくなる。無私な毎日だわな、ほんと。宇宙人が見たら、あまりの規則性に驚くと思う。人間がアリの習性に驚くように。
はいはい、きみらの言いたいことはわかるよ。「趣味に生きろ!」とか言うんでしょ。自分もオタクなので人並み以上にアニメ・漫画・ゲームは好きだが、面白い作品の供給を待つだけの人生にも疑問が出てきたんだよね。
(後略)
(2023年11月29日)より引用
https://anond.hatelabo.jp/20231129192842
自分の人生は自分しか生きられない。それは言うまでもなく当たり前のこと。それなのにどういうわけか「自分の人生を自分で生きられていない」ような感覚がぬぐえず、モヤモヤ感やむなしさを抱えながら暮らしている。そんな人はいまの世の中で少なくないように思います。
生まれてこのかた、他人に言われたようなルートを生き、他人に言われたような仕事をこなして、結婚もしていなければ子どももいない、ただひとりだけで、自分はなんのために生きているのかわからないまま、気づけば時間があっという間に過ぎてすっかり年を取り、そして今年もなにも変わらないまま12月になってしまったことに焦る。それを、毎年繰り返す。
ようするに、「自分が自分の人生の主人公・主役・中心人物ではない気がしてならない」という、そんな不穏でどんよりした感覚があるということです。
自分の人生は、ただ他人から与えられたレールやロールに沿って生きているだけで「主人公・主役をやれている実感」がない。なんとなく充実感がない。満足感もない。言葉に出来ない虚しさに満ちており、気づけば1年があっという間に終わる焦燥感に冷や汗を流す。
今日はそういう人のために、自分が「自分の人生の主役」をやれているような実感の正体についてもう少し詳しく言語化しながら、これを高めて充実して生き生きとした日々を送るための方法を書いていきます。
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結論からいうと、自分が自分の人生の主役を生きているとその身をもってはっきりと実感するためにもっとも大切なのは――
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