2023年1月の記事一覧
日銀の金融政策変更の思惑で、一時ドル円は129.50円まで下落。
【1/3相場概況】
東京時間、130.60円で始まると、休場で流動性が低い中、一時131.39円まで上昇。しかし、特段のニュースはなく徐々に130.60円近辺まで下落。昼頃、先月末の日経記事「日銀は1月17-18日の金融政策決定会合で、物価見通し
の上方修正を検討。政府・日銀が目標とする2%に近い水準で物価が高止まりすることになり、緩和修正への圧力がさらに増す可能性がある」が再認識され、130円を
JOLTS予想上振れ、FOMC議事要旨がタカ派となりドル円は132円台後半へ。
【1/4相場概況】
東京時間、本邦実需の買い観測で131.40円まで上昇となるが、高値で本邦実需の売り観測で失速すると時間外の米10年債利回りの低下を受け、130.58円まで下落。欧州時間、一時129.92円まで売り込まれたが中国経済活動の正常化期待・ユーロ圏のインフレ鈍化を受け、欧州株相場が大幅上昇となると、リスクオンの円売りが先行。NY時間、12月米ISM製造業景気指数は48.4と予想の48.
ADP全米雇用報告など強い米経済指標を受け、ドル円は3日続伸で一時134円台。
【1/5相場概況】
東京時間、本邦実需の売り観測で131.68円まで下落。その後は、時間外の米10年債利回りの上昇などもあり132円台後半まで買い戻された。欧州時間、132円台半ばで推移。NY時間、12月ADP全米雇用報告の非農業部門雇用者数が23.5万人(予想の15.0万人)となるとドル買いが先行。11月米貿易収支や前週分の米新規失業保険申請件数などが強い数値となるとドル円は134.05円まで上
NY連銀による1年先のインフレ期待が低水準となり米長期金利とどもにドル円続落。
【1/9相場概況】
東京時間、祝日ということもあり方向感なく131円台で推移。欧州時間、米10年債利回りの上昇を受け132.65円まで上昇。NY時間、NY連銀が発表した12月の消費者期待調査で、1年先のインフレ期待が5.0%と前回の5.2%から
低下し、2021年7月以来の低水準となると、米10年債利回りの低下とともにドル円は131.30円まで下落。
【1/10相場観】
先週末は、「日銀はイール
パウエル議長のタカ派発言期待で買い先行となるが、金融政策に関する発言はなくドル円は失速。
【1/10相場概況】
東京時間、ゴトー日の仲値前に実需の売り観測があり131.38円まで下落。
その後は131円台後半で推移。欧州時間、「パウエルFRB議長はリクスバンク主催のイベントで、タカ派的な姿勢を示すのではないか」との思惑や米長期金利の上昇などで、買いが先行しドル円は132.47円まで上昇。NY時間、パウエルFRB議長は経済や金融政策について言及しなかったと伝わると、ドル売りが優勢となり、
目新しい材料はなく、ドル円は132円台で小動き。米国CPIを控え様子見。
【1/11相場概況】
東京時間、日経平均の好調などを受け、ドル円は132.58円まで上昇となるが、時間外の米10年債利回りの低下などで132円台前半に失速。欧州時間、欧米株価の上昇を背景にリスクオンのドル買いが先行。NY時間、ドル円は132.87円まで上昇。その後は、米10年債利回りの低下などもあり伸び悩み。
【1/12相場観】
昨日は、目新しい材料がなく、132円台前半から後半での動き。今朝が
ドル円、アジア時間安値更新となるが、欧州時間は買戻しで反発。
【1/16相場概況】
東京時間、実需の買いで一時128.20円まで上昇となるが、その後は日銀の金融政策修正に対する思惑が高まり、戻り売りが優勢。ドル円は先週末の安値127.46円を下抜け127.21円まで下落。欧州時間、ショートカバー優勢となり128.86円まで反発。NY時間、キング牧師誕生日で休場のため、商い閑散
となる中、ドル円は128円台で小動きとなり、128.46円でクローズをむかえた。
日銀による金融政策修正の思惑の中、ドル円は128円台中心に神経質な動き。
【1/17相場概況】
東京時間、ドル円は日銀金融政策決定会合を明日に控え、ポジション調整。一時129.16円まで上昇となるが、その後は上値が重く128円台半ばへ反落。
欧州時間、米10年債利回りの上昇を受け、ドル円は129.12円まで上昇するが上値が重かった。NY時間、「国債の元利払いに充てる国債費の増加を受けて、財務省は足元の長期金利を加味し利払い費の見積もりに使う10年債の想定金利を1.6%に