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目新しい材料はなく、ドル円は132円台で小動き。米国CPIを控え様子見。
【1/11相場概況】
東京時間、日経平均の好調などを受け、ドル円は132.58円まで上昇となるが、時間外の米10年債利回りの低下などで132円台前半に失速。欧州時間、欧米株価の上昇を背景にリスクオンのドル買いが先行。NY時間、ドル円は132.87円まで上昇。その後は、米10年債利回りの低下などもあり伸び悩み。
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【1/12相場観】
昨日は、目新しい材料がなく、132円台前半から後半での動き。今朝がた読売新聞の「日銀による大規模緩和の副作用点検へ」との報道を受け131円台に突入。しかし、本日のメインイベントは米国CPIなので、大きなレンジブレイクは考えにくい。本日の米国CPIに関しては、発表数値より反応の仕方に気を付けたい。数値がポジティブでも上下の可能性があり、ネガティブでも同様。連想ゲームのようなものなので警戒。
下割れの可能性があるが、年初安値129.50円が、押し目と想定しフィボナッチで反発を計測してみた。1/6の高値134.77円は、151.94円-129.50円の戻り23.6%(134.79円)レベルである。200日移動平均線が136円台で推移しており、ここを上抜けると38.2%(138.07円)・50.0%(140.72円)が上値の目標となる。12月発表の米国CPIでは、6.9円下落となったので、決して不可能な水準ではない。
※上下の目標値はTwitterで随時配信
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20230112 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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