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NY連銀による1年先のインフレ期待が低水準となり米長期金利とどもにドル円続落。
【1/9相場概況】
東京時間、祝日ということもあり方向感なく131円台で推移。欧州時間、米10年債利回りの上昇を受け132.65円まで上昇。NY時間、NY連銀が発表した12月の消費者期待調査で、1年先のインフレ期待が5.0%と前回の5.2%から
低下し、2021年7月以来の低水準となると、米10年債利回りの低下とともにドル円は131.30円まで下落。
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【1/10相場観】
先週末は、「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない。12月決定の影響と効果を見極める」とのニュースやADPの強い数値を受け米雇用統計の前に134.77円まで上昇となるが、米雇用統計では、NFPは予想を上振れるが、平均時給が予想を下回ったことをきっかけに131.99円まで下落。昨日は、日本の祝日ということと雇用統計後の調整の動きの中、NY連銀のインフレ期待が低下で軟調。上値が重く感じる。
週足一目均衡表でみると、基準線と転換線が拡大中。先週の安値129.30円が雲下限にヒットしたあと反発となっているが上下に髭が発生。雲にサポートされるのか、下に突き抜けるかの分岐点。
※上下の目標値はTwitterで随時配信
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20230110 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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