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ADP全米雇用報告など強い米経済指標を受け、ドル円は3日続伸で一時134円台。

【1/5相場概況】


東京時間、本邦実需の売り観測で131.68円まで下落。その後は、時間外の米10年債利回りの上昇などもあり132円台後半まで買い戻された。欧州時間、132円台半ばで推移。NY時間、12月ADP全米雇用報告の非農業部門雇用者数が23.5万人(予想の15.0万人)となるとドル買いが先行。11月米貿易収支や前週分の米新規失業保険申請件数などが強い数値となるとドル円は134.05円まで上昇。しかし、その後、ブラード米セントルイス連銀総裁の「インフレは依然として高すぎるが、緩やかになっている」「2023年にはインフレが緩和するだろう」と発言。タカ派色を弱めたと受け止められ、ドル円は133円台に失速。

【1/6相場観】


強い米国経済指標を受けドル円は3日続伸。米国の金融引き締めが長期化するとの思惑もあり、戻り売り狙いには注意が必要。

週足一目均衡表でみると、今週の足が大陽線中となり、先週の陰線である実態部分を上抜けてきた。今夜、米雇用統計があるが、ここでもう一段高となれば1/3の129.50円が、雲にサポートされ、目先の底になるかもしれない

※上下の目標値はTwitterで随時配信

20230106 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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