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平和の礎

29年ぶりに沖縄平和祈念公園を訪れました。

1993年、高校2年生の11月に、学校の研究旅行(修学旅行の事)で沖縄へ行きました。これは学校が平和学習を特色にしていて、沖縄平和学習は正式な学校行事でした。
当時、平和ガイドの方から説明を受けながら、南部戦跡等を見学しました。

ちょうど今、ウクライナとロシアの戦争によって沢山の方が命を落としています。一国の侵略によって、戦火がどんどん拡大して行くと、犠牲になるのは何の罪もない、武器を持たない一般市民なのです。
77年前の沖縄戦でも、日本軍とアメリカ軍の双方によって多くの市民が犠牲になっています。彼らは地下にあるガマと呼ばれる防空壕でいつ何時殺されるか分からないという恐怖に怯えて暮らしていて、実際に命を落とした人の数は計り知れません。また、生き残った人も、複雑な葛藤に苦しみながら戦後を生きる事になったのは想像に難くありません。
沖縄はアジア・太平洋諸国へ侵略していた日本軍の前哨基地でもあり、日本が戦争加害国であった事実を示すものでもあるのです。

今回は家族で沖縄へ行きました。かつて自分が南部戦跡跡や平和祈念公園等で学んだ事のほんの一部でも息子に伝えていきたい、という思いがあり、平和の礎にお祈りをしました。また、平和で豊かな社会を未来に向かって作り続けていくために学ぶ事が、私たちが未来に向けて課されている使命でもあると思います。


#未来のためにできること

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