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【#自己紹介】てらにしま(ギャグ作家)とは?

ふとTLを見ていたら、note公式から「自己紹介記事を書いてみませんか?」という(全ユーザーへの)お薦めがあったので、これを機にバイオグラフィ記事を書いてみようと思います。

ペンネームは「てらにしま」、ギャグ作家です。大阪市平野区出身、1983年7月生まれ。

作風は(自分であまり言うことではないですが)、変化球・前衛系です。シュール、ナンセンス、不条理、難解、パロディ、不謹慎、下ネタなどが多いです。作家や漫画家というより、「笑い」への重心が一番です。

四捨五入

漫画作品を多く描いてますが、「漫画家」と潔く言い切らないのは、元々「バカドリル」(と漫画の中間)のようなフォーマットを取り、その中身を自分なりの笑いに発展させた作品の執筆・製作メインの活動から始めていて、今もそのスタンスの根っこ自体は変えないままのつもりだからです。

大学卒業後、2006年秋に上京し、上記のような作品づくりの活動を始めましたが、当時は持ち込む媒体すらなく、SNSやスマホが普及する前でしたし、アクシデント的な体調不良にも見舞われ、20代半ばごろの数年はほぼ活動休止状態でした。

「30歳になる前に何とか肩書きを」と奮起し28歳ごろから、それまで意図的に一切手をつけなていなかった「漫画」(ギャグ漫画)を描き始めます。前に進む手段・方法が、東京で5年経ても見当たらなかった末での、けっこう苦渋の決断でした。

漫画処女作となった作品はこちら☟

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【まんが処女作】「紙質」  https://note.com/teranishi_ma/n/n00ab3b39cfa3  (2011年12月作品)

私的見どころは後にも先にも唯一、初稿を完全アナログで仕上げたことです。今現在webに上がっているものはリマスタリング(主にトーン部分にデジタル処理)が施されているので確認できませんが、初稿はトーン部分はみ出しまくりの完全アナログでした。

これを機に僕の手先の不器用さではアナログトーン処理が出来ないことを悟り、手描き原稿をスキャンしたものに仕上げはデジタル(大学生のときに買ったphotoshopのアカデミック版)というやり方に変わり、2017年からは液晶タブレットを購入し、完全デジタル作画になりました。

「紙質」で15,6ページの漫画を初めて一作描き上げたことから、2012年から3年半ほど、商業漫画媒体に持ち込みや投稿をする時期に入ります。

成金

結果から言うと「けいま!」という作品が2014年にyoutube発信のとある新web漫画媒体の連載作家コンテストで最終候補、2015年に「ウイウイくんソメソメちゃん-初めて-日記」が、とある小さめのweb漫画媒体で期待賞程度の評価を受けるにとどまりました。(両サイトとも現在は閉鎖されています… 世知辛い)

商業漫画家を目指していた時期の代表作「ウイウイくんソメソメちゃん-初めて-日記-」はこちら☞  https://note.com/teranishi_ma/m/m41efd5d75e92 

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 (2014~2015年) このnoteのアカウントを作ったのもちょうどこの時期です。

僕が商業媒体に持ち込みや投稿を繰り返していた3,4年のうちに、お笑い系webサイト「オモコロ」の規模が大きくなり、それまではサイトのカラー含め、掲載作家さんのごく一部にしか僕好みの方がいらっしゃらなかったところが、いつからか、かなりの「幅」を持つようになったと感じました。僕のような異端児が隅っこに居ても良さそうに思えました。

同時期に、商業媒体持ち込み時に編集者の方から具体的に「ここのサイトなら喜ばれると思いますよ」と薦められてしまったこともあり、2015年の11月にオモコロに応募し、掲載(連載)していただけるようになりました。

オモコロでの掲載を始めてから、twitterで2コマや1Pのショートギャグを多く描くようになりました。その4年間のなかでの「自選ベスト25作」がこちらの投稿です ☞  https://note.com/teranishi_ma/n/n15ddb2b55e39


こちら☟ はオモコロ掲載作品へのリンクです。いちばん力を入れているタイプの作品を掲載いただいています。  https://omocoro.jp/staff/teranishima/    

てらにしまが書いた記事

個人的にこれまでの代表作だと思っているのは「古代民族エタトゥワの壁画に現代人の起源を見た!」 (2017年)  https://omocoro.jp/kiji/109015/

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「ない」歴史上の壁画によって、「ない」古代民族とその文化の紹介を延々とやっております。「ない」とも「架空」とも「ウソ」とも一言も書いておりません。

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現時点での最新作となっている「青い鳥のおじさん」(2018年末)も( https://omocoro.jp/kiji/157483/)、僕の画力で長編サイレントにチャレンジできた有意義な作品でした。笑いのベクトル的にもほっこりとシュール。

その他の個人的な推し作品は「いくつ知ってる? 教科書に載ってた風刺画」、「きっかけじいさんとぐうぜんばあさん」、「おば様」あたりになります。リンク先の作品一覧からぜひ一読ください。☞  https://omocoro.jp/staff/teranishima/    

しかし「オモコロ」を経ても人気は伸びず… 、

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4年前(2016年3月)に週刊誌のSPA!で3行だけ取り上げてもらったのが結果的にピーク… 苦笑

 で、現在に至っています。

しかしまだまだ、この命尽きるまで(色んな意味で)、これまでの延長上にある尖った方向性の笑いも、これまでとは違ったタイプの作風へのチャレンジや試行錯誤もやめるつもりはありません。


(追記) 2021年9月~12月からtwitterスペース機能を使って「歪な並行世界に存在する架空の◯◯についてただ嘘をつきまくる」というコンセプトで月1くらいのペースで<語り部>をしました。早い話が漫談です。

YouTubeサムネイル合体insta

【アーカイブ: YouTube】https://www.youtube.com/channel/UCfnQi1v0ayK3N43JO9vQKcQ


2022年7月には、東京・高田馬場の人気ラーメン店「渡なべ」の創業20周年Tシャツのイラスト・デザインを担当させてもらいました。

渡なべTシャツ_サンプル


今後も「てらにしま」の作品、「笑い」が広まるよう願って、このエントリーのタイピングを終わらせたいと思います。

ロールシャッハ


てらにしま profile

1983年7月生まれ、大阪市平野区出身。関西学院大学文学部日本文学科卒業(半年留年)後、2006年10月から東京都内在住。23区「外」から「内」に食い込めぬまま16年(2022年時点)ほど過ぎてしまっている。

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サッカーが好きなので、自撮りのほとんどがJリーグのユニフォーム(地元 セレッソ大阪・柿谷曜一朗選手がエースナンバー「8」を襲名したときのレプリカユニフォーム)の着用写真しかありません。あとは漫画描くときのポーズ資料用自撮りばかりで…。(※ 柿谷曜一朗選手は2020年シーズンを以て名古屋グランパスに移籍してしまいました、傷心… さらにはスペインから帰還し「8」を付けた乾貴士選手はユニフォームを買って数か月で契約解除… さらなる傷心)

Favorite 一覧:(※ 2021. 7/23. 時点)

食: 鍋料理(鶏水炊き、常夜鍋)、なめろう、ごまカンパチ、南インドカレー、麻婆豆腐ご飯、生or焼き雲丹、生or焼き牡蠣、厚切り牛たん焼き、ラーメン(系統では豚スメル熟成とんこつ)

ラーメン店(下画像、4名店):中華ソバ 伊吹(志村坂上、濃厚煮干し)、麺屋 瑞風(田無、濃厚鶏白湯)、かしわぎ(東中野、東京醤油)、鶏こく中華すず喜(三鷹、鶏こく煮干し)、渡なべ・限定再現シリーズ(高田馬場)

ラーメン4皇

調味料、嗜好品: コーヒー、ポン酢(馬路村)、牡蠣だし醤油、柚子七味

※ 好きな「食」の本10選(下画像)、尊敬する「食」の人:稲田俊輔さん(エリックサウスなどフードプロデューサー)、久住昌行さん(漫画原作者)

食の本10選

酒: エビスビール(ノーマル、プレミアム、琥珀、ザ・マイスター)、サッポロ赤星(大瓶)、キリンハートランド(中瓶)

笑い: バカドリル、ブッチュくんオール百科、笑い飯(リットン調査団、バッファロー吾郎ファミリー)、松本人志(ごっつええ感じ、モーニングビッグ対談、VISUALBUM)

漫画: 「まんが道」(愛…しりそめし頃に…)、「孤独のグルメ」(ドラマ版も)、「食の軍師」(プロトタイプの「夜行」も)、「刑務所の中」(映画版も)、100巻ごろまでの「こち亀」、3~5部の「ジョジョ」、「銀牙」の赤カブト編、「王様ランキング」「最強伝説 黒沢」

サッカー: セレッソ大阪(選手:柿谷曜一朗、乾貴士、大久保嘉人、西澤明訓、ソウザ) 日本代表・海外も観ます、中村俊輔、三苫薫、上田綺世、イニエスタ、ファンダイク、フィーゴ、カンテなどが好き

音楽:(ここだけ長いぞ😉) 2021.12月末 最新update

好きなアーティスト

好きな曲60

アルバム50邦楽

アルバム50洋楽

備考:
・「広義のロック」が起点で、アーティストや曲を絞ると、好きな邦楽からそのルーツ・影響元を辿った洋楽でかなり固まる
・「ルーツ元にばったり」の例としては、サニーデイ・サービスの"虹の午後に"と THE BEATLESの"Rain"はいい感じにニヤニヤできて好き
・中3の頃から23年間、いちばん好きなバンドであるthe pillowsに関しては、縛りがないと4曲(Swanky street , カーニバル , TRIP DANCER)は入れてしまう
・同バンド内1曲選ぶのに、佐野元春さんは"約束の橋"、Pixiesは"Where is my mind ?"とで迷った
・洋楽のベスト1盤は"Loveless"(My Bloody Valentine)、ベスト1曲は"Cannonball"(The Breedrs)
・好みの傾向としてはUSインディー系のオルタナティヴ・ロック(轟音ギター / サイケ / ノイズ)がいちばん好き、近ごろはブラックミュージック(SOUL / FUNK / アフロビート)にもかぶれてきている
・苦手なジャンルはハードロックやメタル、テクノやHIP-HOP、EDMともなるともっと…(割愛) 邦楽だとV系、歌謡HIP-HOP、メロコア・青春パンク、ボカロ、アニソンが駄目です
・"ぶっ壊れたマイブラ" "日本のソニックユース"と称されていた(はずの)my way my loveの名曲 "The Rainbow Song"(06年) をweb上でまともに視聴できるところが無いのが悲しい
・おれ好みで「モーサムから」「ゆら帝から」選ぶならこれらの曲
・コロナ禍を代表する大名曲は ROTH ROBART BARODNの "極彩" だと思っている、山中さわおの「ロックンロールはいらない」も挙げておきたい
・名前が挙がってないけど、BEATLES各ソロは? マイルス・デイヴィスクラプトンやストーンズは? ポール・ウェラーは? P-FUNKは? クラフトワークやYMO各ソロは? マッシヴは? トータスとかオウテカとかジムオルークあたりのエレクトロニカは? 岡村靖幸は? フリッパーズ・ギターはは? ナンバーガールは? ceroは? 崎山くんは? 近年のJAZZは? その他のシティポップは? ☞ …お、お、惜しくも…!(笑)

ロックンロールはいらないTシャツicon

※ 2021年7月、著者近影(山中さわお「ロックンロールはいらない」Tシャツを着用)

(おしまい)









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