#歌舞伎
團菊祭五月大歌舞伎『鴛鴦』『毛抜』『幡随長兵衛』どれも、趣向が盛り沢山!
一幕目は51分、二場の舞踊劇『鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)』。ラストで鴛鴦の羽を描いた袖をパタパタと。綺麗でした。
さて、そのストーリーは?
河津三郎は曽我兄弟の父。後に、暗殺される人物だけに、なんやかやで敵が多い。赤っつらの股野五郎もそのひとり。河津三郎を妬む股野は、遊女・喜瀬川を彼から奪おうとして彼に相撲を仕掛け、負けてしまったのである。泉のほとり、河津に生き血を飲ませて狂わせ
歌舞伎・演目覚書④『女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)』
三月の京都・南座は中村隼人丈が壱太郎丈と『女殺油地獄』をやっているそうだ。
有料チャンネルがハシリの頃に『パーフェクトデイズ』のベンダース監督の『都会のアリス』や、なぜか、結婚する動機に繋がった『ポンヌフの恋人』を盛んに放送していた。思えばこの頃が私の真の映画デビューで、モノクロの日本映画を見るようになったのも、有料放送からの映画館通いの流れだった。
テレビの画面で観た『女殺油地獄』は1957