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【アメリカ生活】アメリカでの話し方 -湾曲?あいまい?-私なりの考察

日本では「アメリカ人は単刀直入な物言い」「日本人は湾曲で分かりづらい表現」と言われがちだが、アメリカ人こそ湾曲、婉曲な気がする。
ま、ググればこうゆう話も沢山載っていますので、今さら・・と思われる方、ご容赦下さい。同じ内容かもしれませんが、実体験を踏まえて自分の言葉で表現してみます。

例えば

端的に言えば、How are you?の回答から。
I'm OK
→こいつ大体OKじゃない。日本語的には、いやぁ結構キツイねえ、って感じ?
まあ人にもよりますけどね。Goodと言うのを聞いたことないヤツもいる。彼はいつもNot so bad。
まあこれは湾曲って訳じゃないと思うけど。本音+2段階テンション上げるぐらいが普通なので。

彼は能力がある
He has a capability to manage・・・
最初は素直に、おお結構出来るやつなのね、と思ってたけど違う。
あいつのパフォーマンスはダメだってことだ。
うちの子は出来る子なんです=実際は出来てない、と同じ図式だ。

出来るよ!
I can do it. 
やりたくないけど、どうしてもって言うんなら「出来る」。まあこれも湾曲と言うか言語の問題な気がする。
笑顔で「出来る」とか言ってくれるから日本人的にはOKとか言って待ってしまうが、「おー出来るの?すごいね!!悪いけどやってくれない?今日中に。」とか、強いハートでもう一押ししないとやってくれない。

自分で書いて読み直すと、どこかの東南アジアとかインドの経験に通じるところがある。
結局、日本が相当特殊ってことなのかもしれないな。

基本的に、ビジネスの場面では全部ポジティブな文章に変換するんですよね。率直に受け止められるからこその術なのかもしれないな、とは思いますけど。
まあ日本人が「検討します」って言ったら、「たぶん無理だな」って思いますよね。そんな感覚に近いのかもしれない。
逆に、結構辛辣なことを言われたら「よっぽどひどい」「信頼された」かどっちかだと思っています。個人的には、後者の方が多いですね(と言うか、幸いにも今のところ前者を食らったことはない)。
信頼できるからこそ言うけど、みたいな(そう思ってたけど、もしかしたらホントは信頼されていないのか??)。

ネイティブ文化に明るい人は分からないけど、こんな感じだから褒められても戸惑うんですよね。本当に字面通り取って良いのかな、とか。
これが地味に疲れますので、いっそ字面通りポジティブに受け取ることをお勧めします。ベストを尽くしているのなら気にしても仕方ない。

と言うことで、特に仕事仲間の会話においては、日本人の方が率直な気がしてます。これは僕が外国人だからと言うより、アメリカ人の同僚同士の話を聞いていても思いますね。本心は分からんという感じ。

訴訟文化だったりすぐに辞めてしまう環境なので、こんな表現なのかもしれないですね。

日本人が湾曲と言われる所以

完全に個人の感覚ですが、確かによく分からん!ということはアメリカ来てから増した気がする。
もちろん半分ぐらいは語彙の問題だと思いますが、、、

  • OK とか、良し悪しの回答をしない

  • Considering とか let us discuss とか、保留系の返事が多い

ってのが理由な気がしています。

英語だとダイレクトに、What do you think?と聞かれますからね。
個人の回答を答え慣れていない日本人だと保留系になりますね(仕事なら会社や部署としての回答をしたい、プライベートでもみんなは好きみたいとか)。
この辺に理由がありそう。I like it!!って言った後に、やっぱりMy mind was changedと言ってもいいんですよね(倫理的に良いかは知りません)。
結構受け入れてもらいます(絶対Because・・・はつけましょう)。
異文化の試行錯誤、自分の客観視、楽しいですねーー。

文章にすると自分の考えがまとめられました!

Have a wonderful day!!!




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