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へんてこ長女の幼稚園時代

長女がシュタイナー幼稚園に入園することは、
長男と二歳違いだったため、私の送り迎えの都合上、
はじめから決まっていました。
長女はおてんばではありましたが、
長男のようにこだわりがなく、お遊戯や歌、手遊び等している人達の雰囲気が明るかったり楽しそうと思うと、
フラフラ自分から寄っていって、楽しんで真似をしていましたが、気分がのらないとやらないこともありました。
でも、頑なに集団行動をやらないことはなかったです。
なので人一倍こだわりが強く、集団行動できなかった長男とは違い、
長女はシュタイナー幼稚園でなくても
性格的には馴染めたのではないかと思います。

またシュタイナー幼稚園は親の負担が多く、
前回書いたように多くのお母さん方とも価値観が合わなかったので、
後一年長女が生まれるのが遅ければ、違う幼稚園に
入園させていました。

縦割り保育のシュタイナー幼稚園では、
兄弟は同じクラスと決まっていました。
長女は長男に片時も離れず、べったりくっついて幼稚園生活をおくっていました。
今や、コミュ力お化けになった長女からは考えられませんが、
この頃の長女は言葉足らずで、かまってほしいと思うと
長男にいらないことをしてちょっかいをかけ、
長男の友達からも嫌われていました。
髪の毛引っ張ったり、長男の遊ぶ電車をわざと脱線させたり…
嫌われても嫌われても長女は何のその、追いかけ回していらないことをし続けて、
いつもしまいには長男を泣かしてしまうのでした。

今振り返ると、この頃から長女はまさか自分が嫌われているなんてことは1ミリも想像もせず、
自分の気持ちによくも悪くもとことん素直になって、
やりたい放題やっていたんだなぁと思います苦笑
家でも毎日毎日、喧嘩ばかりでそれはもう、大変でした。

この長女の性格は高校生になった今も健在ですが、
もちろんこのようなことはしませんよ。

長女の今は絶対に自分を曲げず、ブラックユーモアや自虐的なボケを交えた
独自のコミュニケーションをとれるようになりました。
自分の問題や欠点を多角的にみて、全てを
前向きに捉え、
担任の先生からも、長女はクラスの人間関係をよくしてくれると頼られているほどです。

関西弁で言う、長女のいらんことしぃの性格は、長男が自分の部屋にこもりだすゲームにはまりだすまで変わらずでした。
そして、長女は違う問題が大きくなりだしました。
それはまたの機会に…

ちなみに長男は小5位からゲーム依存になっていき、
中学生の頃は寝坊や提出物がだせず、大変な時期がありました。
しかし高校生になる頃にはすっかり、問題がなくなり、
高校卒業する頃にはポケモンのガチ勢になっていました笑
順位やレートを聞いて、私なりに大体の参加人数を調べると
対戦できるらしいレベルのマスターボール級の中で、
上位5~7.5%には入るみたいです。
全国大会にはまだまだ届かないようで、本人は全然だめと言ってました。
この前長男の一人暮らしのアパートにいったら、
ゲームキューブが四個もありました笑
ここまで極めたのが勉強なら、いい大学入れただろうに…
でも本人は、勉強したくない、働きたいと強く希望しましたので、
ゲームのために毎日、休むことも愚痴ることもなく、真面目に仕事に行っています。
※ちなみに長男、三回就職試験落ちてますが

そのわりにあり得ない程新人を大切に育ててくれる会社に当たりました!
高卒就職は職は選べないし、世間体はよくないかもだけど、
個人的に大企業メーカーならコストパフォーマンスは抜群にいいですよ。
タイムパフォーマンス、ライフワークバランスは企業によるけど。
中堅、地元優良は工業高校ならほぼ行けます。大企業は高校と個人の成績によります。
就職後に通信制や夜間で大卒資格とれば同企業内で大卒とかわりません。

学歴ないことのリスクは何度も話しています。長男はホームレスは嫌なようなので、何としてでもゲームのために働くことでしょう。
長女はフリーターでも非正規でも、生活できればいいと覚悟を決めています。
嫌いなものややりたくないもののために、
大学に行きたくないそうです。
それならお金を稼ぎながら好きなことを趣味でする…
そこだけはなぜか二人とも強い意思なので、
他の家は不安なのかもしれないけど、
私達夫婦は頼もしく思っています。
我が子達は、コンクリートの細いすき間に抜いても抜いても生えてくる雑草のように、
たくましく生き抜いてくれることを信じています。
だって本人が選んだ人生だもの。
責任は自分でとることでしょう。

結論
小学校時代までは習い事は最低限にして、
放置しておくのが吉

ものに興味ある子は夢中になるものを勝手に見つけて没頭するし、
人に興味ある子ならコミュニケーション能力を知らず知らず身に付けられる








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