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私説【独断と偏見】vol.2「性加害と松本さん」

「性加害」とは、同意がない状態で行われる性に関する加害行為全般のことを広く意味する表現。

性暴力の加害者が行った行為や事象を指す言葉として、テレビや新聞・週刊誌などのマスコミが報道する際に用いることが多い表現。

内容としては、例えば、ホテルの部屋でベッドに押し倒す・勝手にキスをする・下着をはぎ取るなど、通常であれば明らかに犯罪に相当するものも多く含まれる。

言葉の意味はさておき、今回の問題はどこに論点がありどちらに向おうとしているのでしょうか?

性加害の事実があったと文春側は週刊誌の中で公表しており、この目的は売上部数を稼ぎたいからと、有名人の悪を暴こうとしている善意?それとも性被害者の方々の代弁なのでしょうか、目的としている所が今一見えません。

そんな中松本さん側としてはたまったものではないので、まずは否定し反論
を始めました、その証として松本さんは発行元である文藝春秋などを相手取り、
損害賠償と訂正記事の掲載を求める裁判を起こしました、その額5億5000万円。名誉毀損を理由とする損害賠償請求では、精神的苦痛を金銭評価した
慰謝料が認められることが多いです。

ただし、日本の裁判所は精神的苦痛をあまり高く金銭評価せず、一般的な慰謝料相場はあまり高くはありません。

名誉毀損による営業損失を損害賠償として請求する場合、具体的な名誉毀損
表現と、具体的な営業損失との間に「相当な因果関係」が必要です。

今後裁判の席で色んな情報が開示され証言が行われいずれ白黒決着がつく
でしょうが、これって誰が得するのでしょうか?

既に松本さんが得する可能性は限りなくゼロです、敗訴すればボロボロいなり世間様からも相手にされなくなるでしょうし、別に勝訴しても復帰は難しいと思います、ましてや5億5000万円のお金などどうでも良いです。

となるとイマイチ裁判で争う意味の無いような気もします、被害を訴えておられる方々が多額の慰謝料を手にするのであればそれなりの意味はあるかもですが?

こんな悪事がありました、氷山の一角だとは思いますが、今後芸能界を発端にスポーツ界や政治家、会社・団体関係で「性被害」の告発が増えるでしょうね。

根本を解決しないことには未来永劫皆無になることはないと思います。

今回の話題でも感じることは、糾弾者、擁護者、傍観者、それぞれの立場の方が自分目線で様々なことを言います、今やネットがあるので誰でも世界に向けコメントを発信することが出来ます。

そのどれもが個々人の意見としては「ご自由にどうぞ!」でしょうが、今後こんな問題が発表されなくても済むようにするには、全ての人が幼少期より確かな教育を受け人格を磨き品行方正で真摯な人に育ってもらうしかありません。

そんな世の中は間違いなく自分が生きている間には訪れないでしょう。

でもきっと戦国時代、武家社会の時よりは良くなっているのではないでしょうか?

だからあと数百年あれば人類もまともな人が大多数になるのでは~と期待します。

今回の問題のいくすえを見守りたいと思います、多数の方の意見を見聞するのは大変勉強になりますので・・・。

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