名言より学ぶvol.9 「人間万事塞翁が馬」
将来のことは予測できないという意味で,幸せなことが不幸に,不幸なことが幸せにいつ転じるか分からないので物事に一喜一憂しない,右往左往しないというたとえです。
中国、前漢の学者である劉安(りゅうあん)編の思想書「淮南子(えなんじ)」。
そこに記されている「人間(じんかん)訓」では「人間万事塞翁が馬」の由来となったエピソードを確認することができます。
教訓としては「人間万事塞翁が馬だから、あまり落ち込まないで!」
「人間万事塞翁が馬。油断しすぎるのは危ないよ!」でしょうか?
良いことだと思っていたら悪いことになってしまった、またその反対もなんて経験は誰にでもありますが、悪いことは良いことの前触れ。
不幸だと思うときがあっても落ち込みすぎないで、仕事や人間関係、さまざまなことで「人間万事塞翁が馬」を心得て過ごしていきたいものです。
自分自身には生まれた時から運命を背負っていて結局その宿命からは抜け出すことが出来ないと思っていませんか、それとも運命とは自らが生きて行く
中で切り開いていくものと、どう思っておられるでしょうか?
結論から言いますとあくまで私の個人的見解ですが、「持って生まれた宿命はありますが、その後の努力で如何様にも変えることが出来るのが運命です!」そんな悟りを開けるようになったのは還暦を迎えたからでしょうか、人生の前半戦を無事生き抜きなんとかここまでたどり着きはしましたが、後半戦への作戦は皆無?
でももう定年退職もして今は嘱託で雇っていただいている身、子供も社会人になり独立してくれたのは良いことながら、あなたはこの先どう生きるつもりですか?
そう自問自答しても結果何も変わりません、いや、生き方が見えてきません。当然ですが、尾の時になってから考えてもダメです、こうなることは相当前から予測できたことなので具体的対策案を用意しておかなかった自分がダメでした。
正直良くなかったことは認識出来ていますが、ではどう対応して行けば良いのかは見えて来ません、このままだと流されてオシマイのような気がします。
もっと大らかに考え人生は「人間万事塞翁が馬」なのですからドッシリ構えリセット再始動するしかないと思います、なるようになうのではなく、想うようになろう!の精神で行きましょう、まだ残された時間はありますので・・・。
理想は自分が生涯を閉じる時「良き一生であった、悔いなし、皆ありがとうございました!」と明るく去って行きたいと思っております~頑張り抜きましょう!
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