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人類の知恵に学ぼう 日本の宗教「神道」

日本には,神道,仏教,キリスト教,諸教など多種多様の宗教文化が混在している。

神道では古くから各地に神社が祀られたほか,幕末維新期には多数の神道系
教団が創設された。

仏教は6 世紀半ばに移入され,さまざまな宗派が成立し、全国に寺院が分布するに至ったが、明治時代以降も新しい仏教系教団が多く創立されてきた。

令和4年度版-文化庁より神道は、古くから日本に根付いている民族宗教です。八百万の神が信仰の対象で、あらゆる自然物に神が宿ると考えられています。開祖が存在しないため、その教えや経典などがないことが特徴。

神道は、万物に神が宿るという考え方です。それらの神を祀り、自らは正直な精神でいることで、神の加護を受けられると信じられています。

地震や疫病などの災害も、神として恐れられる対象です。

それらを鎮めて、恵みを得ることを信仰の目的にしています。

神道の信仰対象は、八百万の神です。八百万の神は、水や太陽、風など
自然のあらゆるものに神が宿るという考え方です。自然に存在する全てのものが信仰対象になるため、仏教のような唯一神は存在しません。

神道の参拝方法は、二礼二拍手一礼です。

この方法は、参拝するとき以外にも、神葬祭など全ての神道行事で行われます。二礼二拍手一礼の由来ははっきりしていません。

一説では、お辞儀と拍手は古くから敬礼作法とされていることから、定着したと考えられています。

神道の祭祀施設は神社です。神社の敷地内は神域とされており、神が仮宿するご神体としてご神木や鏡などが安置されています。

神道のお墓は、公営または民営の霊園に建てられます。神道では人が亡くなることを穢れと見なすため、神域である境内にお墓を置くことはありません。

もともと神道にはお墓を立てる習慣はなく、祖先を奉る日本の風習に則り、境内の外にお墓が作られるようになりました。

聖職者は、神主と巫女です。神主は、神を祀る行事を取り仕切る祭主のことで、神職の中で一番立場が上の人を指します。巫女は、祈祷することで神託
を授かる女性のことです。

現代では、神社の事務仕事をしている女性の神職者のことを指す言葉になりました。

法要は、五十日祭です。五十日祭を行うことで、故人の魂を家の守護神
として自宅の御霊舎に迎え入れます。

神道では、故人は一族の守護神になると考えられているため、先祖や故人の
魂そのものが御霊舎に祀られます。

https://www.yasiro.co.jp/eitaikuyo/media/archives/6837より
永代供養ナビ (yasiro.co.jp)


どうやら日本では神道も仏教も混在して共存していますね。

家に仏壇と神棚が両方存在し、各々にお参りしていますよね・・・。

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