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落ち込むときは…あえて沈んでみる

エネルギーどん底期

年明け頃から2月初旬頃まで、めちゃくちゃ、気力エネルギーが落ちてました。(原因不明…いや、12月に防寒DIYやりすぎと、相方のワクチン症の看病による遠出の疲れか)

なーーーんにもしたくなくて、お風呂にお湯を張っても、
眠くてダルくて、何日も入れなかった。全然、気力が無いの。

うちの風呂は追い焚きができないので、お湯を張っては冷め、
また張っては冷め、ぬるま湯を半分抜いて熱湯を追加。
…したのに、それをまた放置し冷ましてしまう、ということを、
何回も、何日も繰り返す有様。(数えてないけど体感、二週間位?)

んで、ダルいし寒いので布団に入ってひたすら、横になってた。
動画とか漫画とか見て、もちろん傍らにはお菓子と飲み物も…。

「あーーーーなんでお風呂入れないんだろう、私」
「さっきもお湯張り直したのに、また…。何日入って無いんだよ!」


と、(私の中で)恒例の「私ダメ思考」の負のループに落ちそうになるのだ。
「私はダメだ!」と思うと、非常に暗くなり気分が悪くなる。
できない自分への罪悪感から、余計にエネルギーを奪われ出来なくなってしまうんだよね。

けど、できないものはできないし、自分を責めるのも余計に消耗する。その繰り返しに疲れてきてもいたので、
「もう、風呂入れなくてもいいや!」って諦めた。
「バッチイ(汚い)まんまの私でよろしい!」
「沈むところまで沈むがよろしい!」と。

そう考えたら、胸のつかえがすっと取れた。
ずっとあった、みぞおちのこわばりが無くなった。

で、ひたすら、その風呂無し、動画・マンガ・お菓子三昧で居た。
ひたすら、ただひたすら、だらけまくった。
胸のつかえが取れて、自分世界に深く没頭するようになり…。
結果…V字回復した訳です。

どうしてもだめなときには、沈んでみる

これを示す例として、文字通り「泥沼に落ちた」と仮定してちょっと想像してみてほしいのです。
沼に落ちる時に感じる、体感とか皮膚感覚とか感情とかを。

①「やばい、沈む!」
「沈むのはダメなことだ。良くない。」
沈んではダメなのに、沈んでいく」と 考えていると
  ↓
「(地上にいたときよりも)視界が下がっていく」
「(這い上がろうと抵抗しているのに)体が落ちていく」

元の位置より下がっている感覚にフォーカスしているため、どんどん落ちていく感じが強くなる。
「上にいるのが良い」という自分の希望とは逆になるので、ストレスになる。
「這い上がろう」と「もがく」という行動が無下にされ、無力感も感じてしまう。
「怖い」と感じてしまうのも、この状態だと思う。

②逆に「沈んでやる!」
沈んでも良い。沈んでいこう。今は沈むときだ。」と考えると
  ↓
「(地上よりも)視界が下がって当たり前」
「這い上がろうと抵抗しないから、消耗せず心も体もラク」
  ↓
沈んでいく感覚を許可してそこにフォーカスすると、泥との間に浮力があるのを感じる」
「(ダメだと思っていた時よりも)沈むスピードが遅い

といった感覚になる。
「ダメだ!」の時よりも「怖さ」や「無力感」は、少なくなるか、ゼロになる。

「沈んではダメだ」から「沈んでも良い」へ、
「自分が許可」することで「無力感」や「怖さ」がなくなる。

どん底が悪いわけじゃない


どうにも、エネルギーが出てこないというとき。
今は「そういうとき」なのです!
冬って気温が下がりますけど、それって「悪い」わけじゃ無い。
「気温が下がるとき」。

だから、ぶっちゃけると、「私はダメだ」と思ってるあなたは、
全く悪くないんです。いいんです。

何故って、前に書いた記事
「芯から幸せに浸ると感謝が出てくる」
の前段階が、今回の冒頭の話だからです。

要は、「どん底は、幸せを感じる前の『エピソード0』」。

私は、今回の「気力無し・無限風呂張り地獄」を経てから、
芯から幸せを感じ、感謝が自然にあふれる天国」という、
ミラクルのような経緯になったのです。

「高く飛ぶためには、その前に思い切り縮まないと飛べない」
という言葉がありますが、まさにそのとおりだったのでございます。

「落ちるのに身をまかせてみる」

今、とてつもなくエネルギーが落ち込んでいらっしゃる方、ぜひ、だまされたと思って一度お試しになってみてください。
ポイントは「心ゆくまで」「とことん甘やかす」です。

ゆめゆめ、
「他の人はあんなに活動してる」とか横目で眺めてはなりませぬ。
他人には他人の、あなたにはあなたに合ったケア方法があります。

私のように、沢山動くことが苦手、人のいる外に出ることがストレスになるようなタイプの方にはおすすめです。


合成薬なんかよりよっぽど副作用無くて、健康で効果ある。
しかも「幸福感」という、「プラスの副作用」付きだ。

「甘やかし」と感情の力は、結構すごいな、と思った次第でした。

「人間甘やかすとだめになる」とか言う説もまかり通っているけど、それって全ての人と状況には当てはまらない。
心のエネルギー不足になるには、自覚なくしんどかったとか、トラウマとかブロックがあるとか、ちゃんと理由があるので、
不足になった分をちゃんと「甘やかし」で補給できれば、自然に回復するのです。
「いつまでたっても一向にやる気が出ない」と言いたい方もいるかもしれませんが、
「それだけ、それまでの生活で不足してしまった」あるいは
「なにかの原因でエネルギー漏れしている」ということで、それだけの回復期間が必要なのではないかと思います。。



「落ちる」「下がる」ってなんとなく悪いイメージぽいけど、
「あえて落ちる」というのは、意外と楽しい。いや、ほんとに。
まるで水の中の気泡が底から浮かぶように、無理なく復活できる。

軽く言ってるように見えるけど、身をもって効果を体験した私は
本気で言ってます!!私が、証明なの!(←某美容CMより)


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