イギリスから強烈な癒しの双子座満月のメッセージ「真の親孝行」

昔、東の国と西の国がありました。東の国一といわれる親孝行者がいました。この男をたずねて、西の国一の孝行者がやって来ました。はて、わたしより親孝行な者などいるのか？いったい東の国の孝行者はどのような親孝行をしているのか、ひとつ見学をしてみよう。

西の国の孝行者が着いたとき、東の国の孝行者はお山に行って留守でした。しかし、まもなく、彼が薪を背負って帰って来ました。すると、老母が飛んで行って、息子の薪をおろしてやる。そして、靴の紐をほどいてやり、水をくんできて息子の足を洗ってやる。彼は黙って、老母にすべてをやらせていた。 　

さらに驚いたことには、座敷に上がった息子はごろりと横になり、母親にお茶を淹れさせ自分の腰をもませた。見ていた西の国の孝行者が、大声でどなった。「このインチキ者め！ 東の国一の孝行者が、聞いてあきれるわ。おまえは、世界一の親不孝ではないか！」 　

それに対して、東の国の男が答えた。
「わたしは、孝行とはどういうものか、知らんのだ。ただ、母親が喜ぶように、母親がしたいようにさせているのだ」

こんな物語を読んだのだ。ああそうか、東の国の孝行者の母親はそこらじゅうにいる。過干渉が正義だと疑いもせず、必死になって子供のためという旗を振りかざし突進していく。ひょっとしたら自分自身もそうなった可能性もある。
子供の才能を潰す1番強烈なエネルギーは…