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石川 葉
2018年2月27日 01:00
ブランコは止まっている。遠くに声のする。空に風船はない。何に焦がれて、そんなに。わたしも、今からでも、何かに焦がれる。乗りつけて、足を投げ出すほどの夢中。2018.2.27 tweet【spin a yarn】
2018年2月22日 22:52
小指に太陽の沈む。人さし指から星の瞬く。ノクターン。星を浮かべて弾くといい、と。2018.2.9 tweet【spin a yarn】ヒンメリはサチエ作。
2018年2月20日 14:32
瞳の明滅。星の棲む。骨が鳴り、荊になる。唇を噛み、花を添える。零れる軟骨は星を擬して。枕に詰めれば眠りの中で、一角獣の星雲まで旅ができる。2018.2.20 tweet【spin a yarn】
2018年2月20日 13:45
ひとまたたきでかわるせかいほのおのゆらめき子鹿の跳躍ハチドリは食事の間に歌を唄った「瞬きをすると忘れるの」スープを飲みながら女の子は歌を唄う2013.10.28 tweet【spin a yarn】
2018年2月9日 14:58
わたしたちは泡になって消える。声はある、いつかあなたの耳の奥で結晶する物語をうたう。さらわれる、どこまでも白い波は石膏めいて。うめくようにうたう、それらは気泡となり、石に刻まれ消えない泡となる。墓のうたう。2018.2.9 tweet【spin a yarn】
2018年2月5日 00:34
未知の連続。世界の豊かなこと。わたしはあなたの未知になるべく、歌を綴る。見つけて欲しい、わたしも誰かの未知をたずねる。2018.2.3 tweet【spin a yarn】