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2024年2月の記事一覧

【詩】後悔

【詩】後悔

This is my problem, everything.
Should have done something about it sooner.
I didn't think it would be this bad.
It's too late, endless night.

〈対訳〉
これが僕の問題なんだ
もっと早く手を打つべきだったんだ
こんなにも酷い事になるなんて
もう遅い…夜は終

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【詩】また逢う日まで

【詩】また逢う日まで

風が荒んでいる都会の路地裏で
自分の存在の無価値さに気がついて
ふと脳裏をよぎる貴女の微笑みが
痛い程眩しく
僕は視線を伏せる

遠く尊く掛替えのない貴女
大切だから
敢えて背中を向けた

失くしたもの 取り戻す日まではサヨナラ
また逢う日は 過去(きのう)より強い僕で

年月を重ねて栄光を手に入れた
貴女の姿は何より輝いてる
傷だらけの僕は見るからに惨めで
逐われるかのように
僕は視線を伏せる

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【詩】戦場から

【詩】戦場から

そう うんざりなんだ

もう 止めて欲しいんだ

そう うんざりなんだ

青空(そら)を 返して欲しいんだ

キャタピラの行進

轢き潰されるまだ幼い子ら

血染めの轍

靴音高く往く兵士の群れ

煙に染まった鈍色の雲

火の雨は降る

昨日も 明日も

そう うんざりなんだ

もう 止めて欲しいんだ

そう うんざりなんだ

青空(そら)を 返して欲しいんだ

奪われた命

同じ数の武器を売り捌

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【詩】くたばれ占星術師

【詩】くたばれ占星術師

今週の天秤座の運気はサイアクです
何をしても巧く行かず
涙を飲む事になるでしょう
身を慎んで迂濶に動かないが吉です
ラッキーアイテムは金色のアクセサリー
ラッキーカラーは…

いい加減にしな占星術師
オマエの口から天秤座の
明るい未来なんて聞いた事が無い

TV 雑誌 ネットに至るまで
良くて『末吉』最悪『大凶』
オマエの仲間がTVで言った台詞
忘れはしない…あれは3日前

占い師

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【詩】Goodbye Mr' Lionheart

【詩】Goodbye Mr' Lionheart

散り際の美学だなんて 
アンタが言う事じゃない
アンタの場合は特に 
因果応報って言うのさ
今までアンタが強いた 
痛みの押し付けとやらは
ネロも 帝辛も 
アントワネットも
ビビってカブトを脱ぐぜ

Good bye LION HEART
口先だけのプレジデントよ
せめて最後は潔く
Disappear…Please disappear

アンタが玉座の上に 
胡座をかいてた日々
無駄に長いばかり

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【詩】21時15分の阿鼻叫喚

【詩】21時15分の阿鼻叫喚

メイン・ストリート もう夜なのに
宗教家が 大きな声で
末世を叫ぶ…そんな週始め

救急車が サイレン鳴らし
パトカーが それに答えて
サイレン鳴らす そんな週初め

Helletic my room
Helletic my room
薫毒がバラ撒かれる
スプレーからバラ撒かれる
やがて静かに… Go to hell

握り締めた 受話器の向こう
止め処なく 響く雑音
気分が滅入る…そんな週初め

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【詩】氷雨降る朝

【詩】氷雨降る朝

遠い北の地から便りが届いた

貴方との旧年来の約束を

とうとう果たせなかった

ヒトがヒトとして生まれ

生を全うし 骸を大地に還して

天に召されるは 

避けられぬ定命(さだめ)なれど

それでも僕は 遠いメガロポリスから

貴方との永久の別離を惜しみ

貴方との思い出を胸に刻もう

遠い北の地には

既に雪が降ってるのだろうか

貴方と言う存在を失った今朝の雨は

北の地に降る雪の何倍も冷

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【詩】凍てつく朝と憂鬱な夜

【詩】凍てつく朝と憂鬱な夜

今朝は早く目が覚めた
春が近いと思えぬ凍てついた空気に
年齢(とし)を重ねる その度
夜の寒さが殊更この身に堪える

抱いていた夢も今は
片手で握って粉々になる位脆く
寝る前に思うのは
自身の臨終の光景の事ばかり

「こんな筈じゃなかった」
誰かが耳元で囁く
何処で間違い何処で迷い何処で狂ったのか

I don't understand.
I don't understand.
I don't u

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【詩】Tears of heaven

【詩】Tears of heaven

病が成りを潜む日はいつになるのか
外れた箍が戻るのはいつになるのか

学者は滅亡を予見して慄き
空は民の代わりに涙する

Tears roll down, the sky is crying
Feel like living underground
Tears roll down, the sky is crying
苦悶の日は続く

Tears roll down, the sky is cry

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【詩】Venom

【詩】Venom

That word of yours is a curse, a cursed thing.
That word of yours is a curse, a cursed thing.
That word of yours is a curse, a cursed thing.
That word of yours is a curse, a cursed thing.

お前は今日も毒を吐き散

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【詩】Crying in the rain

【詩】Crying in the rain

I'm crying, crying in the rain
戻らぬ日々が懐かしい
I'm crying, crying in the rain
若かりし頃が懐かしい
I'm crying, crying in the rain
ボロボロな体引き摺って
I'm crying, crying in the rain
命果てる日を夢見る

些細なすれ違いが全ての始まり
僕は孤立して行った
今では誰も僕

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【詩】墓標

【詩】墓標

Do not weep at my grave.
Do not weep at my grave.
Do not weep at my grave.
Do not weep at my grave.

僕が生きてる事を
当然と思い
今まで接して来たんだろう

病が僕を蝕んで
臨終の時が
来ても君は笑ってた
事の重さ考えず

Do not weep at my grave.
何もかも遅い
Do no

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【詩】ambivalent

【詩】ambivalent

覚え切れぬ 位には 裏切られて来た
救いの手を 伸べられても 疑ってしまう

笑顔の裏側にある
この目には見えない
思惑に怯えている
Always, anytime.

It's ambivalent. 今宵もひとり
信じる心と
憎しみの念が
せめぎ合っている
何を信じれば良い?
何を憎めば良い?
I need to know. 叫びは
闇に吸い込まれてく

他人なんて 信じないと 決めて生きて来

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