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【詩】また逢う日まで

風が荒んでいる都会の路地裏で
自分の存在の無価値さに気がついて
ふと脳裏をよぎる貴女の微笑みが
痛い程眩しく
僕は視線を伏せる

遠く尊く掛替えのない貴女
大切だから
敢えて背中を向けた

失くしたもの 取り戻す日まではサヨナラ
また逢う日は 過去(きのう)より強い僕で

年月を重ねて栄光を手に入れた
貴女の姿は何より輝いてる
傷だらけの僕は見るからに惨めで
逐われるかのように
僕は視線を伏せる

遠く尊く掛替えのない貴女
絆の為に
敢えて背中を向けた

失くしたもの 取り返したらまた戻るよ
貴女が魅せる 笑顔に負けない僕で

失くしたもの 取り戻す日まではサヨナラ
また逢う日は 過去(きのう)より強い僕で

失くしたもの 取り返したらまた戻るよ
貴女が魅せる 笑顔に負けない僕で

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