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小説執筆挑戦元年

2023年が始まった。今年は、私にとって「小説執筆挑戦元年」となる。
きっとこれからの人生を通じた長い挑戦になるのだろうけれど、今は「元年」としてスタートできる喜びでいっぱいだ。

実は、小説を書いてみようとしたことは過去にも2度ほどある。たぶん、15年から20年位前のこと。特に何を目指すわけでもなく、なんとなく書いてみたくなって頭に思い浮かんだストーリーをそのまま書き始めた。
けれど、骨格を決めずにただ書いていたので、途中で飽きたか諦めたかで完成には至っていない。

残念ながら、その2つともデータはもう存在しない。
とはいえ、どちらも内容はよく覚えているので、今後書くときのネタに使ってみたいと考えている。

今後の予定

過去2度のときのようになんとなく書いてみたのとは違い、「小説を書く」ということにきちんと向き合って挑戦するのは初めてのこと。なので、まずは小説について学ぼうと年末から少しずつ準備を始めていた。

かといって、ハウツー的なことを追いかけすぎるのはどうかと思うのでその辺はほどほどに学ぶとして、自分の行動としてやっていこうと思っていることをメモ的に書いておくことにする。

【小説を読む】

小説を書くにあたっての準備を始めた中で最も痛感したのが、自分の読書量の足りなさ。昔から読書は好きで、身近な人に比べるとよく読んできた方かもしれないが、この10年を思い返してみると小説の読書量があまりにも少ない。直近数年でいえば、読んでいたのはビジネス書や実用書のジャンルばかりだった。

単純に小説が恋しくなってきたというのもあるが、小説としての文章や文体をもっともっと浴びる必要がある。そう感じたので、今はとにかく積極的に小説を読むことを自分に課している。

かといって、義務として読むのではない。あくまでも小説が好きだから、読みたいから読むのだ。義務で読んでも楽しくないし、楽しくないことはやりたくない。

まずは、大好きなミステリー小説を中心に読んでいく予定だ。
それと、昔からひねくれた性格がゆえ、世間で評判のベストセラー作品をあまり読んできていないので、勉強のためにそこもちゃんと押さえていこうと思っている。自分の好みにこだわりすぎないよう、友人におすすめを教えてもらうなどして幅を広げることも意識している。

【文学賞について調べる】

自分が小説を書くなんて全然考えていなかったので、文学賞については有名どころの名前を知っている程度でほとんど無知に生きてきた。

応募するかどうかはともかく、どれくらい種類があり、それぞれがどんな賞なのかを調べておいて損はない。各賞の締め切り日を手帳にメモして気分を上げていくのも楽しそうなので、早速やっていく予定だ。

【ネタ・アイディアをストックする】

小説に限らず、何かを生み出さんとするときに必要になってくるのがネタやアイディアだろう。ネタやアイディアとは、自分的に引っかかった言葉や出来事、興味を持ったこと、思いついたことなどあらゆることだ。

しかし、いいネタに出会っても、「あとでメモしよう」などと時間を置いてしまうとせっかくのネタを忘れてしまったり、そもそもメモしようとしていたことすら忘れてしまうことになりかねない(というか、絶対になる)。
そこで、100均で入手した情報カードをいつも持ち歩いて、いつでもどこでもすぐメモできるようにしている。

メモした1枚1枚はなんてことはないものばかりだが、これらの組み合わせ方次第で化学反応はいくらでも起こせるはず。そう思ったら、些細なことでもメモするのが楽しくなってくる。

【やってみたかったことを体験してみる】

やってみたいなと思いつつ、実際に手を出さずにスルーしているものが結構ある。なので今年は、それらをできるだけ体験していこうと考えている。
興味を持ったことへの体験を増やせば自分の引き出しを増やすことにもなるだろうし、世界も広がっていくに違いない。

2023年中に実行しようと思っているのが、「山登り」と「ドリップコーヒー」だ。

山登りは、小中高時代の遠足レベルでしか経験がないのでいきなり本格的なことは難しいし、今はそこまでのことは考えていない。まずは、初心者でも挑戦しやすいハイキングコースから体験してみようと思っている。
幸い、いま暮らしている場所は少し足を延ばせばいろんなハイキングコースがあるようなので、ツアーを調べてみたり、少しずつ道具をそろえたりしていく予定。タウンユースもできるハイキングシューズがいいかな、なんて思いながらすでにいろいろ調べているところだ。

ドリップコーヒーは、インスタントで満足していた舌がだんだん「もっとおいしいコーヒーを飲みたい」と思うようになってきたのが興味のきっかけなのだが、趣味と実益を兼ねて楽しめそうなのがいい。それに、執筆時のお供においしいコーヒーがあれば最高に素敵だ。
年末、ふらっと立ち寄った喫茶店で、過去最高に自分好みなコーヒーに出会ったのも、ドリップコーヒー熱を高めた。お店の方に銘柄を教えていただいたところ、自宅近くの店で買えることが分かったので、まずはそこから攻めていく予定だ。
ただ、コーヒーは奥が深そうなのでハマりすぎないようにしたいところ。

書くことをとにかく楽しむ

以上が、いま計画している予定だ。もちろん、今後どんどん追加されていくことになるだろう。それもまた楽しみだ。

2022年のプロ野球ドラフト会議を経て日本ハムファイターズに入団した加藤豪将選手が、入団会見でメッセージを発した。その中で私の胸を大きく打ったフレーズを紹介しよう。

The man who loves  walking will walk further than the man who loves the destination.
歩くことが好きな人は、ゴールを目指している人よりも遠くまで歩ける。

目的や目標を見誤らず、自分が本当にやりたいと思っていることは何なのかを常に確認しながら歩んでいく。

このことを私の2023年「小説執筆元年」からの人生の歩き方として、ここ記しておく。

皆様も、どうぞ楽しきよき歩みを。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





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