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メディアリテラシーなし子脱却のため実行している2つのこと(カナダのネットのプロに学ぶ)

先日の記事にて

質問をいただきました。ありがとうございます。

Q:「世界のニュースを知るためにどこのニュースサイトを読んでいるか」

コメント欄にも短く回答させていただきましたが、

A:「欠かさず読んでいるニュースサイトはありません。」(ただ時々チェックしているサイトはありますので、記事の最後にリンクを載せます)


先日の記事で『真実を知りたい人は自分で調べる術を知っている』と書いた意図としては、絶対的に信頼できるニュースソースを知っているということではなくて、情報を調べる際にどう考えるかという思考の習慣を身につけているかということです。

自分の中で2つ決めている事があります。

1. 自分を常に疑うこと

2. メディアに費やす時間を決めること


1つ目の「自分を常に疑うこと」がなぜ大切だと思っているかというと、自分が一度結論を出した話題については、無意識に自分の意見を裏付ける根拠を探してしまうと思っているからです。

ほとんどの人がインターネットを使うようになり、既存のメディアに加えてネットニュース、ソーシャルメディアから情報を得るようになりました。

大きな分断を生む分岐点となったのは2016年アメリカ大統領選挙だったと思っています。この頃から情報操作やアルゴリズムの活用は本格化し、パンデミック騒動よりさらに厳しく検閲されるようになった感覚があります。

例えば、あるニュースサイトは重箱の隅を突くように、または本当か嘘か判断が難しいようなドナルド・トランプのイメージダウンになる記事ばかりを出している。一方でヒラリー・クリントンの印象が良くなるような事しか書いていない。

仮にそこで「トランプは悪」と判断したとすると、もうドナルド・トランプの悪い点しか見えなくなっている可能性が高いです。日本のメディアからアメリカ大統領選挙を何となく見ていたという方は「トランプさんって何かヤバそう」みたいに当初良い印象を持たなかった人達も多いのではないでしょうか。そしてここ最近大手メディアから離れた人は異なる見方を持つ人もいるでしょう。

今は何か都合が悪いことが起こるとメディアでは露のせいにする傾向が見られます。ただ今までもこれからも心の底からドナルド・トランプを悪魔だと思っている人は事あるごとに「トランプが悪い」と言っています(嘘みたいですが本当にこういった人がいます)。

人間何かあると誰かのせいにしながら自分が正しいと信じて生きている、そんなもんですかね。

フリーダムコンボイでたった一人ドナルド・トランプを応援する旗を持っていた、また別の一人がスワスティカを掲げていたという記事を見たというだけで「コンボイはトランプ支持者のナチス」と私に言ってきた人が実際にいました。

何も考えず無意識に瞬間的に結論付けてしまうのは危険です。

反対にドナルド・トランプが救世主だと称える印象を与えるメディアや、現在でもテレビや大手メディアで流れているプロパガンダを信じている奴は馬鹿で意味が分からないと言うメッセージしか伝えないこちらも一方通行のサイトもあります。


ニュースを読む際「この人は(このサイトは)自分と同じ意見を持っているのか」と無意識のうちに考えながら読んでいると気づくことが私はよくあります。

そうやって無意識のうちに自分の信じたいグループに流れていくようにネットの仕組みが出来上がっています。そしてその流れ着いた何となく意見が合いそうなグループ内での情報はチェックが甘くなりがちかもしれません。

そうなると自分の信念にそぐわないグループとは分かり合えない、無理、、とより分断の溝を深める原因になりかねません。

おそらく多様性のある社会と多くの人がイメージしているカナダで今実際に起こっているのは、一定の意見を完全に排除しようとしたことで膨れ上がってきた分断と全体主義の流れです。(あくまで一個人の肌感です。そう思っていない人が多いことも承知です。)

自分の中で限りなく正解に近いと思える意見を持ちながら、より合理的な答えが見つかればいつでも切り替える

そんな当たり前の事が、感情の生き物の私には難しいと感じています。



また少数派の意見を持っただけで攻撃されてしまったり、明らかな嘘を見抜けない周りの人が不思議でモヤモヤしてしまう人も少なくないと思います。

そんな状況では双方にどんな不安と恐怖があるのか考えてみると、私の場合はイライラせず受け入れることができてきました。



2つ目のメディアに費やす時間を決めることは、単純に心身ともに健康でいたるために大切だと思っているからです。詳しく説明しなくてもおそらく多くの方がニュースメディアというのは不安や恐怖を煽るものだと知っているかと思います。

私は鋼メンタルの持ち主でもサイコパスでもありませんので、1日1時間以上は情報収集に費やさないことにしています。


最後になりましたが、

The Epoch Times

というニュースサイトは時々チェックしています。

ちなみにウィキではこのように紹介されておりますので、こちらのサイトをどう捉えるかはお任せ致します。

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あとはTelegramで今住んでいる地域のコミュニティーチャットをフォローしていて、そこで話題になっている事をカナダ政府のサイトと照らし合わせて今後何が起こるか確認している、という感じです。

茨の道を行きたいネットのプロであれば4Chan(英語版の2チャンネル)では全世界の情報がかなり早いです。『茨の道』と書いた理由はSNSなど他のメディア程検閲が厳しくないため、それこそ玉石混合で言葉遣いも過激なものが多いからです。私には上級者すぎますが、4Chanを読みこなせたら英語マスターですね。


・意見が合いそうなグループ内での情報はチェックが甘くなりがち
・あなたと会話の相手が本当に恐れていることは何ですか?


これからカナダ情勢や、カナダでの生活についてなど何でも興味を持っていただいている方がいらっしゃったら、質問に答えていきたいと思っています。

(個人的な内容であればもちろん記事にはしませんので、ツイッターやインスタグラムから直接メッセージ送っていただければと思います。)

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