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小学校教員です。 担任経験 32564125←new! 今年の漢字一字は「整」 身の回りの整理 心と体を整える 仕事を整える そんな年にします

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    国語関係のことをざっくばらんにまとめました。

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記事一覧

研究授業の見方

 先日研究授業をした、事後研究会ではありがたいことにお褒めの言葉をたくさんいただいた。だが研究会の後、今回の研究授業を通して自分が学んだこと、身につけたスキルは…

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3日前
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個別最適な職場を作る

発端は学校で研究部をしている際、「最低限働くって言う考え方もあるわけで、そういった人を強制することって難しいよな。」「大人の中で温度差がある中、校内の研究を進め…

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3日前
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教師はメンターかそれとも老害か

 ふとAmazonでポチッとした一冊の本。表紙には40歳以上から読んでもらいたいと書いてあるのですが、40歳になってからじゃ遅いかなと思い読んでみました。本題に入る前…

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1か月前
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賢治が見たイーハトーブが知りたくて

 この夏、結婚記念日ということで岩手県に行ってきました。今年度5年生の担任ということもあり、国語の教科書に出てくる「注文の多い料理店」の作者、宮沢賢治のいう「イ…

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1か月前
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自由進度学習と一斉授業

 二ヶ月間自由進度学習をしてきた。子どもたちは、「楽しい」という。 そして、改めて一斉授業について考えて見た。というのも、専科の先生がこんな本を職員室の机の上に…

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3か月前
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GWの集大成 自由進度の反省

前回 算数の反省前回の記事より、自由進度をやって子どもたちからもフィードバックをもらった。 などなど、私自身反省すべきところが大いにある授業になってしまったが、…

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4か月前
5

はじめての自由進度学習

 気づけばフォロワーが73人になり、もう少しで100人!ありがとうございます。励みになります。これからもインプットとアウトプットを継続していこうと思います。  …

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5か月前
6

授業の作り方 高学年でも定時であがる

 上の記事を掲載するのは2度目だが、それだけ私はこの研修が心に響いたということである。 那須正裕先生のお言葉の中に、「学習指導要領ちゃんと読んでいますか。」「教…

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5か月前
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これからの教師〜授業観〜

これからの教師第二弾として「授業観」を提案しようと思う。 前提として、授業の歴史①これまでは一斉授業 一斉授業は19世紀の英国にまで遡る。 学制が150年前に敷かれ…

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6か月前
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タブレットのすゝめ〜トリック写真〜

 もー授業全部終わったし、やることないから暇だなぁという仕事早い系諸君に送る時間潰し用タブレット活用アイディアを紹介 タブレットはIpadでもChromebookでもカメラ機…

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6か月前
5

いいねの飛んだ先に見つけたもの

 先日、「これからの教師」についてのnoteを出して、いいねを何人かの方にいただきました。ありがとうございます!感謝です。制作意欲が湧いてきます。  そして、いいね…

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7か月前
8

これからの教師〜やりたいことをする〜

 今日は、研修でとある小学校へ。目的は、那須正裕先生! 個別最適化や、協働的学習について本を出されている先生です。  この本を読んだ時は、目から鱗でした。こんな…

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7か月前
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プレゼン・発表の教材研究してますか

 転勤してまもなく一年が立とうとしています。そして今年度の研究授業、公開授業はほぼ発表中心の授業でした。子どもたちが調べたことを発表するのを聞いているだけ・・・…

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7か月前
3

Chat GPTが使える教師の第一歩

「chat GPTとかAIがこれから大事っていうのはわかってる。」  だけど、何をどうしたらいいかわからない。これが正直なところではないでしょうか。もちろんyoutubeやネッ…

0〜
割引あり
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7か月前
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ククハチジュウイチ

 二年生の算数最難関、「かけざん」 子どもたちにとって算数嫌いになるか算数が得意と感じるかの分岐点ですね。もちろん、教科書準拠で進めていく方法や自治体によって物…

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7か月前
5

かさこじぞう

 東京書籍の二年生の国語の教科書をに載っている「かさこじぞう。」昔話として有名なお話です。たいそう貧乏なじいさまとばあさまが正月を過ごすのに何もない。家にあった…

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8か月前
5

研究授業の見方

 先日研究授業をした、事後研究会ではありがたいことにお褒めの言葉をたくさんいただいた。だが研究会の後、今回の研究授業を通して自分が学んだこと、身につけたスキルはなんだったのか、ふと虚しくなった。  良かったことは分かった。子どもとのやりとり、授業の流れ、指示の仕方など(ほとんどは、今まで本や実践を見て学んだことを自分なりに落としてのものだが・・・)  だが、それだけで、もっとどうしたら良かったのか、次からどうしたら良いのか。とてもモヤモヤする。個人的には、バッサリ切ってもら

個別最適な職場を作る

発端は学校で研究部をしている際、「最低限働くって言う考え方もあるわけで、そういった人を強制することって難しいよな。」「大人の中で温度差がある中、校内の研究を進めていけるのだろうか。」「それぞれの人生があって、それぞれの働き方があるよな。」と少しずついろいろ物事が広く見れるようになってきた30歳です。では、全員が「やりたい!」「やってみてもいいかな?」と思える研究、学校の運営ってどんなことか考えて見ると、「働き方研究部」ってあっても面白いのではないかなと思いました。みんなが定時

教師はメンターかそれとも老害か

 ふとAmazonでポチッとした一冊の本。表紙には40歳以上から読んでもらいたいと書いてあるのですが、40歳になってからじゃ遅いかなと思い読んでみました。本題に入る前に・・・  メンターは「良き指導者」であり、「優れた助言者」「恩師」という言葉が出てきました。教師の理想ではないでしょうか。子どもから「恩師の〜」と言ってもらえることは教師冥利に尽きる人もいるのではないでしょうか。また、「困った時に、先生が〜と言ってくれたから・・・。」と良き助言者としての姿。「先生の授業で、〜

賢治が見たイーハトーブが知りたくて

 この夏、結婚記念日ということで岩手県に行ってきました。今年度5年生の担任ということもあり、国語の教科書に出てくる「注文の多い料理店」の作者、宮沢賢治のいう「イーハトーブ」とは一体どんなものなのか以前から気になっていました。 イーハトーブについて 同僚に「イーハトーブ」の話をしたところ、知らない人が多かったので簡単に説明しておきます。  また、童話集「注文の多い料理店」広告ちらしによる説明では、以下のように説明されています。  いかがでしょうか。ここまでをまとめると、

自由進度学習と一斉授業

 二ヶ月間自由進度学習をしてきた。子どもたちは、「楽しい」という。 そして、改めて一斉授業について考えて見た。というのも、専科の先生がこんな本を職員室の机の上に置いており、「自戒の意味を込めて読み返す」とのこと。それを拝借し、読ませていただくことに・・・  心惹かれたのは、一斉授業とは、 「凛々しい個別化」と「豊かな交流」が行われること。  そして、「凛々しい個別化」とは、先生は自分に指示し、発問していると子ども一人一人が感じられる指示、発問、喋りであること。それらを成し

GWの集大成 自由進度の反省

前回 算数の反省前回の記事より、自由進度をやって子どもたちからもフィードバックをもらった。 などなど、私自身反省すべきところが大いにある授業になってしまったが、子どもたちからの回答は概ね肯定的だった。私自身やってみて、より子どもたちが楽しそうに学習をしているなと感じた。そこにサボっている児童は見当たらないことが私がやってみて1番の発見だった。しかし、「楽しい」だけに終わってしまうことのないよう私たち教師は「わかる」授業になるよう探求していくべきだと考える。  次への改善点は

はじめての自由進度学習

 気づけばフォロワーが73人になり、もう少しで100人!ありがとうございます。励みになります。これからもインプットとアウトプットを継続していこうと思います。  五年生の担任なり、今年のクラスの子どもたちがとてもかわいい!なんというか、素直な子が多く友だちに対しても優しく接せられる。とても素敵な子どもたちだ。  個人的な意見だが、「素直」であることが成長するための第一段階と言っても過言ではないと思う。素直であることで、他人の意見を受け止め自分のものにできる。素直な子は伸びると

授業の作り方 高学年でも定時であがる

 上の記事を掲載するのは2度目だが、それだけ私はこの研修が心に響いたということである。 那須正裕先生のお言葉の中に、「学習指導要領ちゃんと読んでいますか。」「教科書は必ずしないといけないものではありませんよ。」「教科書は活動例が書かれているもの、内容は学習指導要領をちゃんと読んでね。」 「あぁ 本当にその通りだ。」  教科書なんてものは、学習指導要領に基づいていくつかの会社が作ったものに過ぎない。(もちろん、国が認めたものであり、内容もとてもすばらしいものである。)  

これからの教師〜授業観〜

これからの教師第二弾として「授業観」を提案しようと思う。 前提として、授業の歴史①これまでは一斉授業 一斉授業は19世紀の英国にまで遡る。 学制が150年前に敷かれそこからあまり変わっていない日本の教育。  そもそも一斉授業のメリットは、一人の教師で(少ない労働力)で大人数の子どもに教育を得られるという点である。学校というものがどのように始まったのかは、この本を読むとよくわかる。(教員採用試験で勉強した哲学者などが登場するので少し懐かしい気持ちになる笑) ②これから

タブレットのすゝめ〜トリック写真〜

 もー授業全部終わったし、やることないから暇だなぁという仕事早い系諸君に送る時間潰し用タブレット活用アイディアを紹介 タブレットはIpadでもChromebookでもカメラ機能があればなんでもOKです。 遊びではないので指導案っぽく 単元名:「トリックアートに挑戦」教科:生活(or 特別活動)学年:何年でもOK児童観:タブレットのことに関しては、とても意欲的教材観:写真から、いろいろな見方を養える指導観:使い方の基礎を身につけさせたい単元構成:1時間本時の展開導入3分

いいねの飛んだ先に見つけたもの

 先日、「これからの教師」についてのnoteを出して、いいねを何人かの方にいただきました。ありがとうございます!感謝です。制作意欲が湧いてきます。  そして、いいねをしてくださった方のプロフィールには必ず飛ぶようにしていまして、漫画家さんの方のところに辿り着きました。  その方の漫画を詳しく見てみると、なんと鳥山明先生も出てくるではないか!とすかさずポチりました笑 ドラゴンボールが好きな私、そして学校問題の一つである不登校の話・・・ ポチるかポチらないか、その間0.5秒

これからの教師〜やりたいことをする〜

 今日は、研修でとある小学校へ。目的は、那須正裕先生! 個別最適化や、協働的学習について本を出されている先生です。  この本を読んだ時は、目から鱗でした。こんな学校で教師ができたらなんと素敵なことか。そして、なんと素晴らしいことだろうかと。そうして、感銘を受け待ちに待った講演会・・・ もうしばらく放心状態でした。あっという間の1時間半! 那須正裕先生からお話いただいたことを自分なりに解釈して共有していきます。 学習指導要領を読みなさい学校の現状 不登校・教員不足につい

プレゼン・発表の教材研究してますか

 転勤してまもなく一年が立とうとしています。そして今年度の研究授業、公開授業はほぼ発表中心の授業でした。子どもたちが調べたことを発表するのを聞いているだけ・・・それがどうというのはさておき。どの学年でも「もう少し声を大きくしたほうが良い。」とか「すらすら言えるようにしたほうが良い。」とか、そんなフェードバックしかないのはどうだろうか。今一度、発表・プレゼンについて我々教師が身につけさせたい力を明確にしないといけないのではないだろうか・・・  だがそんな本がない!教育書のとこ

固定された記事

Chat GPTが使える教師の第一歩

「chat GPTとかAIがこれから大事っていうのはわかってる。」  だけど、何をどうしたらいいかわからない。これが正直なところではないでしょうか。もちろんyoutubeやネットで調べれば、有名どころの人(いわゆる超人的な人)がものすごいことやって 「すごいなぁ」 「やってみたいな」 とはなるものの、自分でやってみるとあんまりうまくいかない。 思ってのと少し違う。 でも少し興味を持って触ってみた教師が使ったことって ・時間割の作成 ・所見の文例 ・物語の感想 ぐらい

¥0〜
割引あり

ククハチジュウイチ

 二年生の算数最難関、「かけざん」 子どもたちにとって算数嫌いになるか算数が得意と感じるかの分岐点ですね。もちろん、教科書準拠で進めていく方法や自治体によって物語ベースで進めていく方法などはあるにしても最終、練習、反復をして身につけていくのは子どもたちですよね。今日は、九九をマスターするにあたっておすすめのサイト「ククハチジュウイチ」を紹介します。  学校教育情報処理研究会さんが作って、日々アップデートしております。 「もはや有料級だろ!」と思っています。 最初のスタート

かさこじぞう

 東京書籍の二年生の国語の教科書をに載っている「かさこじぞう。」昔話として有名なお話です。たいそう貧乏なじいさまとばあさまが正月を過ごすのに何もない。家にあったすげで5つのかさを作り売りに行くが、売れない。帰りに見つけた6体の地蔵にかさをつけてあげる。最後の一体にはじいさまが自分のつけていた手拭いをつけてあげる。家に帰り、ばあさまにその話をし、ばあさまもその行為を褒める。そして、その夜はお湯と野菜の葉っぱを噛んで床につく。その夜、地蔵が食べ物を持って恩返しをしにきて、じいさま