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これからの教師〜やりたいことをする〜

 今日は、研修でとある小学校へ。目的は、那須正裕先生!
個別最適化や、協働的学習について本を出されている先生です。

 この本を読んだ時は、目から鱗でした。こんな学校で教師ができたらなんと素敵なことか。そして、なんと素晴らしいことだろうかと。そうして、感銘を受け待ちに待った講演会・・・

もうしばらく放心状態でした。あっという間の1時間半!

那須正裕先生からお話いただいたことを自分なりに解釈して共有していきます。

完璧な授業なんてできるわけがない。
完璧を追い求めること
志を持つことが一番大事
教壇に立っていられる時間は短い

お言葉

学習指導要領を読みなさい

「先生方は教科の任務をご存じですか。」

お言葉

学校の現状 不登校・教員不足について

「不登校や教員不足が問題になっていますが、その根本はもしかしたら一つかも知れないですね。」

お言葉

不登校について

子どもも、今の若者も今の学校を見限っている。
子どもが学びたくないわけではない→N校やS校
子どもと関わりたい、教職に就きたい若者もいる→きのくに子どもの村学園

スライド

「学校には、やらなきゃいけないこととやっちゃいけないことしかない」
→不登校の問題は授業改善でほぼ解決できる

お言葉

学校の歴史
1970年以前:学校にしかない素敵なもの、貴重な経験がたくさんあった。
1990年:勉強が(やらなきゃいけないことが)将来への確実な「投資」になった。
今日:勉強はネットや動画で入る。
   学校での経験より素敵な「本物」の経験が(やりたいこと)が身近にある。
   なぜ投稿するのかという問いに、納得のいく答えを出せない大人たち。

スライド

動画で勉強して、その先を授業で扱う

お言葉

教員不足

授業=「やらなきゃいけないこと」でいいのか。
教科書を終わらせなきゃいけない。
これじゃだめ!

お言葉

自身が良いと思う授業を目指せ!
志を持って

お言葉

授業作り

先生が「やりたいこと」をしなさい。
「やりたいこと」≠好き勝手にすること
教科書は「活動」の例示。
学習指導要領は解説書教えないといけない「内容」が書かれている
「内容」をしっかりと踏まえ、「活動」を選択すること
「活動」と「内容」を結びつける論理の検討
→他社の教科書を比較する。

お言葉とスライド 要約

教師が「やりたい」授業を構想する時、一番に考えるのは、目の前の子ども。
とりわけ、まず考えるのは普段しんどい思いをしている子どものはず。
教師が「やりたい」授業は、子どもにとっても「やりたい」授業になる。

「やりたいこと」による教育こそ、責任のある教育
「やらされている」教育:教科書をただなぞる授業は、無責任教育

お言葉

最後に

子どもにとって最大の教材は、教師の背中
・教師が学ぶこと、問うこと、考えることを大切にしているか。
・無理はしない・・・「やらなきゃいけないこと」になるから。
・自分が興味の持てることからはじめ、徐々に対象や範囲を拡げ、深度を上げていく。
・時には「やりたいこと」として、取材の旅をしよう。
・実地調査ではなく、実地踏査・・・しっかりと「踏む」「足で稼ぐ」
・現地に行けば、必ず何かつかめる・・・そのたった一つが子どもの心に響く

スライド


 これ、研修終わって熱も冷めぬうちにgood note見ながら打っていますが研修の再現をしているようで、那須先生の言葉が聞こえて再度勉強になって震えています笑

 那須正裕先生は社会の先生だったそうで有田和正先生のもとで勉強されていたそうです。そう言われると、なんだかわかる気がしますね。

私のモットーでもある
自分がおもろい授業は子どもおもろいに違いない
という根拠がつかめた気がします。

やっぱ授業っていいよな。

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