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教育書

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私が読んだ教育に関する本をまとめる 自己研鑽
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自由進度学習と一斉授業

 二ヶ月間自由進度学習をしてきた。子どもたちは、「楽しい」という。 そして、改めて一斉授業について考えて見た。というのも、専科の先生がこんな本を職員室の机の上に置いており、「自戒の意味を込めて読み返す」とのこと。それを拝借し、読ませていただくことに・・・  心惹かれたのは、一斉授業とは、 「凛々しい個別化」と「豊かな交流」が行われること。  そして、「凛々しい個別化」とは、先生は自分に指示し、発問していると子ども一人一人が感じられる指示、発問、喋りであること。それらを成し

はじめての自由進度学習

 気づけばフォロワーが73人になり、もう少しで100人!ありがとうございます。励みになります。これからもインプットとアウトプットを継続していこうと思います。  五年生の担任なり、今年のクラスの子どもたちがとてもかわいい!なんというか、素直な子が多く友だちに対しても優しく接せられる。とても素敵な子どもたちだ。  個人的な意見だが、「素直」であることが成長するための第一段階と言っても過言ではないと思う。素直であることで、他人の意見を受け止め自分のものにできる。素直な子は伸びると

捨てられる教師

 アマゾンのおすすめ書籍にあがっていたので、ポチってしてしまった一冊・・・ だいたい書いていることは予想していたが、予想とほぼ一緒のことでした。最近本読んでいても、だいたい似たようなことが書かれていますね。AIが普及してきたことで、この程度の書籍はすぐ書けてしまうのかな。ですが、大事なことが書かれているのも事実です。今回は、自分への再確認も込みで書き連ねようと思います。   本当に「先生」は必要ないのか?  結論から言うと、先生は必要です。(本書でも書かれています。)

授業を研ぐ

本の話 今日読んだ本は、渡辺道治さんの「授業を研ぐ」  我々教師は日々授業を行っていますが、それは四月のクラス発表から始まり子どもたちと関係を築き上げ、良い授業、良い学びに繋がるよう取り組んでいることと思います。ですが、著者の渡辺先生は依頼があった学校に飛び込み「初めて会った子どもたちと」「一日の1時間で」良い授業を作り上げるのです。始めて読んだ時は、衝撃を受けました。正直、ちょっとぐらいいいかという気持ちは教師もあります。ですが、1時間の授業をものすごい熱量で行っているの