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国語

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国語関係のことをざっくばらんにまとめました。
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記事一覧

かさこじぞう

 東京書籍の二年生の国語の教科書をに載っている「かさこじぞう。」昔話として有名なお話です。たいそう貧乏なじいさまとばあさまが正月を過ごすのに何もない。家にあったすげで5つのかさを作り売りに行くが、売れない。帰りに見つけた6体の地蔵にかさをつけてあげる。最後の一体にはじいさまが自分のつけていた手拭いをつけてあげる。家に帰り、ばあさまにその話をし、ばあさまもその行為を褒める。そして、その夜はお湯と野菜の葉っぱを噛んで床につく。その夜、地蔵が食べ物を持って恩返しをしにきて、じいさま

1年生の国語 物語「サラダで元気」

何年か前の研修で、メモをしたのを思い出して引っ張ってきました。今年、1年担任なので、サラダを元気をする際に、面白い授業ができたらいいなと思う所存です。 「もう一品追加するなら、誰が・どんな食材を持ってくるかなぁ。」 という発問から子どもたちが、自分たちで想像しながらするのも1年生ならではで、楽しい活動になるかなと思います。 今日はここまで!

3年生の「自然の隠し絵」導入で使ってください。

6年前に作ったデータですが、3年生の「自然の隠し絵」の導入で使いました。それから、ここ数年、本校で使われているそうなので、ぜひ使ってくださいまし。 簡単に 今日はここまで!

ビーバーの大工事の実践例

4年前に2年生の国語でやった実践をまとめましたって話  日本語の文章は基本的に抽象的な文章→具体的な文書の流れで書かれることが多いです。言い換えると、視点が遠いところから短いところに書かれています。 いきなり、 うちのフラットコーテッドレトリバーがね・・・・ みたいな話をされてもわからないですよね。(レトリバーというところから犬だということは推測できますが、文章は読者がわからないという立場に立って書かないと読まれません。) 私は、家で犬を飼っています。その犬種が、フラット

読み聞かせ!

一年生の時間潰し何しよって話  一年生ってやること多いけど、できること少ないから一日一つのことをすると隙間時間が大量にできる。けど、歌歌ったり、手遊びしたり、、、 そんなの得意じゃないよって人結構いると思います。 そんな人のために読み聞かせ! 一年生に読むのにピッタシなのがネズミくんシリーズ 話も簡単、どの子も興味を持って聞いてくれる しかも、短時間でちょうどいい長さで読めます。 国語的な話をしたら反復のお話なので、 次にどんな生き物が出てくるかな? 次はどうなるかな?

ひらがな指導 カナ文字指導の原則

どの文字から教えるか文字の習得の過程は、同時に日本語の音声(音節)を極めて実際的な形で習得していく過程であるということになります。なぜなら、音声を意識して聞き取ったり、作ることができなければ、それにあてられる文字を教えるわけにはいかないからです。 音節の最も単純なものは、「あ・い・う・え・お」です。ですから、方言を考えなければ、ア行音は、子供にとって最もわかりやすい音節で、このア行音を表す「アイウエオ」から教えるのは最も自然なこと。 指導手順 イ 「あ」を頭音とする単語

ひらがなを教えるにあたって大切なこと1

ひらがな指導の柱1.ことばとは本来「体ぐるみとしてのことば」である。 2.「読む・書く」のみに集中せず「話す・聞く」活動を大切にする。 3.人間関係を重視することを生活の基本とする。 4.教師が柔らかい しなやかな心を持てたとき授業が変わる。 5.授業は子どもも教師も一つに繋がったとき、心地よいものに感じ合える。 6.今、目の前にいる子どもの現実はどうなっているのかーそれを見極めて授業を創る。 7.文字を教えるだけでなく 子供にとって大切なことを教えていく。 8.全身的な経験

Active Book Dialogue 〜国語に新しい読み方の提案〜

 みなさん、Active Book Dialogue ってご存じでしょうか。誰もが参加できる超参加型読書と言われるほど、まさにアクティブに本を読む活動です。2013年に「人を伸ばす力・内発と自立のススメ」(エドワード・デシ著)の読書会から始まりました。  今日は、このABDを使ってした4年生の国語の紹介をできたらと思います。 アクティブブックダイアローグのメリット・短時間で読める。 ・サマリーが残る ・記憶の定着 ・深い気づきと創発 ・個人の多面的成長 ・共通言語 ・コミュ

一読総合法① 国語の教え方に提案を!

noteをはじめるときに何を書こうか考えたときにICTと一読総合法でした。 なので、力入れて書いていきます。通勤時間に読める程度の文章にしていきますので、読んでいただけたらと思います。 今考えているのは、 ①一読総合法とは ②一読総合法をして子どもがどう変わったのか ③一読総合法のやり方 題名読み ④一読総合法のやり方 ひとり読み ⑤一読総合法のやり方 書き込み・書き出し ⑥ 一読総合法のやり方 話し合い ⑦一読総合法のやり方 まとめ ぐらいで紹介しようと思います。少しで

○○をそなえた五万年前の人々 国語説明文四年

題名読み 説明文?物語文? 何をそなえたんでしょう? そなえるってどういう意味ですか? (備える、供える) 五万年前の人々ってどんな人? 本時 一人読み 話し合い ソレッキ教授は何を調査していたのかな?

国語の教科書に学ぶ

#未来のためにできること  東京書籍の六年生の教科書にある「イースター島にはなぜ森林がないのか」(鷲谷いづみ 文)という説明文が載せられている。私は六年生の子どもたちにこの授業をした時に、これらを本当に学ぶべきなのは子どもではなく、今の我々大人ではないかと強く感じたことを今でも覚えている。  この説明文を要約すると、以下のようになる。  イースター島の森林が失われた原因として、ポリネシア人による森林の切り開きや野生化したラットによるヤシの実の食べ尽くしが指摘されています。こ

音読と暗誦

 この夏休みいろいろな仕事がある中で唯一これはヤッタったというものを紹介しよう。ちなみに最後にデータを配布しているので活用していただければ幸いである。  昔々から宿題に音読というものがある。教科書を音読させたり、あるいは先生がどこかからひっぱってきた詩を音読させたりすることがある。 ネットを探せば、「よみま将軍」 https://www.city.kaga.ishikawa.jp/material/files/group/8/yomimashogun.PDF や「ホッ

○○をそなえた五万年前の人々 9時間目

いよいよラスト! 立ち止まり9の内容は、 なによりもすばらしいのは、彼らが死者に野の花をそなえた事実が分かったことである。(原文まま) ・ソレッキ教授がグーラン夫人に依頼して、花粉を発見。 ・ネアンデルタール人が、きんぽうげ・たちあおいなど、野の花を死者の周りや、その上にうずたかく積んでそなえたこと。 27段落 私たちは、五万年前の人々といえば、荒々しく、乱暴な人たちだと思っていた。しかし、彼らは仲間同士をいたわり合い、死者に野の花をささげるような優しい心を持っていたのである

○○をそなえた五万年前の人々 8時間目

8時間目と9時間目の立ち止まりは、第三章。まとめに入ってきます。 ・○○の中には何が入るのか。 ・幼児の骨がなぜ、頭から下が粉々にいたのか。 たくさんの疑問を持ちながら子どもたちは、読み進めてきました。 ここからどんどん解き明かされていきます。 立ち止まりの内容は、 長老をはじめ、子どもたちの死は、洞窟の落盤事故であったこと。 仲間たちは、死者を洞窟の中に葬ったということ。 そして、その死者のそばに、狩りでとった野生のヤギをそなえた。 そして、何より素晴らしいのは、・・・