マガジンのカバー画像

尾久の話

32
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

地主さんとラクダ肉の1日

地主さんとラクダ肉の1日

「明日、不動産屋が来るから、お前時間を開けとけよ」

突然父に言われた。

当日の今日、嫁さんは娘と用事でいないので、一時的にシャッターを閉めて、裏の父の家に行かなければならなくなった。

私の店と父の家は敷地がつながっていて、どちらも借地である。

去年の冬のはじめに、地主が変わったと、新旧両方の不動産屋さんから連絡が来た。

地代が上がり、更新料も上がることが予想される。

師走に一度新しい不

もっとみる
尾久イベント情報〜 絵本原画展・しだれ桜・不条理演劇etc

尾久イベント情報〜 絵本原画展・しだれ桜・不条理演劇etc

今週末の荒川区の尾久エリア、たくさんのイベントが目白押し。

こんなにあるのは珍しいので書きます。
天気も回復方向で過ごしやすそうですね。

・しだれ桜まつり30日土曜日
尾久と言っても限りなく町屋に近いところに「尾久の原公園」という、野球場より更に大きな公園があります。地元や姉妹都市の出店もあり、かなり大掛かりな祭りです。都電や舎人ライナーがオススメです。

・円盤に乗る派 料理昇降機

うちの

もっとみる
よそものわかものばかもの

よそものわかものばかもの

「よそ者、わか者、ばか者」って言葉、聞いたことがありますか?

ずい分前に長野県知事になった田中康夫さんが言ったのを初めて聞いて、へえ〜面白い、と思いました。

geminiというAIに聞いてみると、

逆に言うと、地元の、年寄りで、表面的な正論を言う人ばかりが集まると、町が死んじゃう、と言うことでしょうか。

うちの街は、コロナの直前に東京R不動産のプロジェクトが入って、次第に少しずつ、よそから

もっとみる

安藤玉恵さん主演の広告が受賞されました。

1分半ですが、起承転結あり、何度見ても温かい気持ちになります。

そっか、タクシーも天然ガスか。

アカウント名を変えました

アカウント名を変えました

気がつくと自分の生まれた町、荒川区西尾久で55年も住んでいる。

途中、山小屋や外国人宿で働いたりして、家にいなかった時期が3年ほどあったが、ちょくちょく帰ってきていたので、ずっと、と言っても良いだろう。

継がないと言っていた店を継いで、もうすぐ三十年。

町は5年もするとどんどんと変わる。

私が子供の頃は、商店街の活動だけが唯一で、商店はそこに加盟して、商店街全体の売出しなどをやっていた。

もっとみる