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#わたしの旅行記

東海道行脚 安部川〜静岡

東海道行脚 安部川〜静岡

今日、安部川から静岡市まで歩くことで、7年かけて、休みの日に少しずつ歩いた旧東海道が、日本橋から豊橋の先までつながる。

昨晩泊まった焼津は、東海道線の駅であるが、旧東海道のルートとは離れている。

焼津から安部川方面の海沿いは切り立った崖であり、電車は海沿いをトンネルで通過するが、旧東海道は北側の山沿いにルートを取るため、離れている。

今日の歩き始めるスタート地点は、安部川駅。

ここも旧東海

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東海道行脚 清水〜静岡編

東海道行脚 清水〜静岡編

うれしいことに、この日月曜日の連休、旅行できることになり、東海道を歩きました。

東海道行脚を始めたキッカケは、何気なく用事のついでで、静岡のひと区間を歩いたことから、他の区間も歩いてみるか、と用事のついでに歩いているうちに、本格的になったものです。

一番最初はいつだったのか、昔のFacebook投稿を検索すると、清水から興津でした。

静岡の芸術劇場での演劇を観るのに、前夜の夜行バスに乗ったの

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「石」の巻 2日目

「石」の巻 2日目

午前6時に目を覚まし、ニュースをつけ天気予報を待つ。

降ったりやんだりで、所によっては雷をともない強く降るという。

スマホの天気予報で1時間毎の地元の天気を確認する。午前10時まで降らない予想に変わった。

今日、一番楽しみにしていた石巻ー雄勝ー女川ー石巻ルートを走るとしたら、一番心配なのは最初に走る北上川沿いのルートだ。

豪雨になっても雨宿りするところがない。雷が鳴っても隠れるところがない

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「石」の巻 2日目の夜

「石」の巻 2日目の夜

まず港から一気に急な坂を直登する。

確信犯で飲んでしまった日本酒が、汗に変わる。

だいぶ登った所に「津波浸水ここまで」の標識。

恐ろしい高さだ。

登り切ると、ほぼフラットな道を石巻へ。

まだ足に力がある。街が近づいてくる。

着いた。

チェックインしてシャワーを浴びる。

洗濯物を持って近所のビジネスホテル兼コインランドリーへ。その名もコンビニホテル。

自転車に乗っている時だけでなく

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「石」の巻、1日目

「石」の巻、1日目

朝5時前に起きて、すぐに近くの駅に行き、自転車を分解して山手線に飛び込む。東京駅6時過ぎ発の新幹線で仙台を目指す。

思ったより早く着いた。30分前。

ホームに上るエスカレータに乗りながらホッとした瞬間違和感が。

「えっ、何でこんなにエスカレータに人が乗ってるの?」

ホームに上がると、ヒトヒトヒト。

まだ午前5時半でしょ?
なのに昭和の通勤ラッシュ並だ。

とにかく一番すいているはずの1号

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ニュージーランド南島 西側のパン屋さん、三十年前の思い出と今日。

ニュージーランド南島 西側のパン屋さん、三十年前の思い出と今日。

初めての海外旅行は、ニュージーランド南島を自転車にキャンプ道具を乗せて、一周でした。

二十歳の頃の2月の一ヶ月間。

南半球では、夏のピークが終わりかけた頃でしょうか。

日本国内はほぼ、自転車にキャンプ道具を乗せて走り尽くし、非日常と思っていた自転車旅行も日常になりかけている頃でした。

今後も旅を続けるとしたら、外国を自転車で旅するか、日本を徒歩で旅するか、どちらかしかないなと、と旅をしなが

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