高校野球の人口ってどれぐらい減ってんの?
野球離れが叫ばれている昨今、全国の高校野球の部員数の推移をグラフ化してみました👍
データソース
データソースは高野連HPです。
期間は1982〜2022年です。
この記事の一番下に表を貼っておきます。
結論
高校野球の部員数は、2017年頃からの減り具合が激しいですね🤔
2005年頃から、高野連加盟校数がかなり減少しています。このことがデータ上は部員数の減少に関連してそうに見て取れます。
野球部の継続率が上がっているのは素晴らしいですね😃 きっと、先生方や学校側の努力の賜物なんでしょう👏
なので、高校野球人口の減少については、高校入学以前の野球人口の減少が問題の原因となっていそうですね。
部員数が減ったのは事実なのですが、そもそも人口12~17万人のかなりの人気スポーツであることは間違いないですね。
雑感(というか課題)
ほんまに野球人口の減少の詳細を見るには、小学、中学、高校と、各カテゴリーごとの推移を分析する必要がありそうです。(それについては追って時間あれば投稿したいと思います)
高校のみならず、野球人口の減少の遠因としては、「今野球をやっている子供の親世代が、まさにJリーグが始まった1991年に子供時代を過ごしており、親が子供に勧めるスポーツが野球一択では無くなった」ということにありそうです(何かの記事で読んだ記憶ですが)。また時間があるときに、ちゃんとデータソースも明らかにして、記事に投稿したいと思います。
そもそも、少子化の影響もありますね。
高校硬式野球の部員数
このような推移となっています。
1990年過ぎからかなり落ち込みますね。
その後、2000年の手前から回復。
2017年からの落ち込みが異常に激しいですね👀
今は高校野球人口が減ったと言っても、1980年代の水準に戻ったと言えそうです。
ちなみに、基本的な値は以下の通りです。(期間1982〜2022年)
2014年以降の減り幅で言うと、以下の通りですね。
高校硬式野球の部員数(学年ごと)
学年で何か差異が出るようなデータでは無いやろうなと思いつつグラフ化しましたが、その通りでした。
1年生の部員数が減れば、後追い的に2、3年の部員数も減っています。
(作図のコーディングがスキル不足で、凡例のところの順番が一年、三年、二年となってしまっています💦)
部員数と高野連の加盟校数
アニメーションにするとようわかりますが、まず 高野連加盟校の数がめっちゃ減ってますね。。。
その後、部員数も激しく減少に転じてます。
なお、
・赤:部員数
・青:加盟学校数
です。
部員数(1年生のみ)と高野連の加盟校数
さっきのグラフでは3学年をまとめた部員数だったので、高野連の加盟校数の減少の影響が少しぼやけるなと思いまして、1年生の部員数のみで対比してみました。
両者のデータにかなり相関性がありそうなことが読み取れます。
部員数と継続率
もしかしたら、「部員がめっちゃ辞めるようになったかも?」とも思ったので、部活の”継続率”という数値も、アニメーションで追加してみました。
高野連のHPには単に継続率とだけ書いてあったのですが、普通に読み取って部活動を辞めない率と解釈しています。
・赤:部員数
・青:継続率
です。
継続率は上がる一方です👏 野球部辞めんくなってるんですね😃 素晴らしい。
僕の学生時代なんかは(主に1990年代)、僕は小中高大と野球部でしたけど、どのカテゴリーでも必ず辞める人数はある程度いてました。
せっかく始めた野球を辞めてしまうということは、野球そのものや野球にまつわる人間関係に嫌気がさしたなど、様々なネガティブな原因があると思います。
ただ、せっかく始めたということは、野球自体にポジティブな想いや好意があってのことだと思います。野球に対して、その好意が無くなってしまうことは残念やと思うので、このように継続率が上がっていることは、ほんま素晴らしいなと思います。
現場でずっと野球に関わっている先生方や部活顧問の方々には頭が下がる思いです。🙇♂️
年度ごと部員数推移の表
最初にリンク貼りました高野連HPそのままですが、この記事にも生データがあった方が見やすいと思うので、以下の通り表を掲載させて頂きます。
今日も読んで頂いて有難う御座いました😃
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