見出し画像

書くことが人生を救う

column vol.378

少し大仰なタイトルにしてしまいましたが、「書く」という動作(作業)が結構人生を救うなと思う半生だったこと。

そして、それを裏付ける事例が最近目にしたので、事例に絡めて本日は「書くメリット」をテーマに書き綴りたいと思います。

まず、「ジャーナリング」という言葉をご存知でしょうか?

書くことで「もう一人の自分」を生み出す

ジャーナリングとは感情や思考をノートに書き出すことなのですが、近年欧米を中心に人気を博しています

〈COSMOPOLITAN / 2021年7月10日〉

メンタルヘルスジャーナル(心の日記)やバレットジャーナル(箇条書きで思考や行動を書き出すこと)をつけることは、心にいい影響をもたらすといわれているからです。

以前、大学入学から約2ヵ月間の暗黒時代の話を書きましたが、この時期の孤独な自分を救ったのはまさに日記でした。

日記を書くことで、「もう一人の自分」が明確に生まれる。

この「明確さ」がポイントで、頭の中だけでもう一人の自分を作ろうとしても、意外と二人の自分が同質化しており、堂々巡りになることがあります。

しかし、紙に書き出して見ると、本当に他人の悩みを見ているように感じます。

その後、結婚するまでの10年間、毎日書き続けたことで、常に客観視することができ、乗り換えきた苦労もありました。

noteで再び気付く「書くこと」の大切さ

新婚当時は狭いアパートに住んでいたので、日記を隠す場所もなく、そもそも妻に見つかったら恥ずかしいので、日記を書くことを止めました。

すると、30代は思い返すと迷走期だったような気がします。

10年間迷子になった分、40代に入って少しは明確にはなりましたが、それでもnoteを去年書き始めてから、久しぶりに日記を書いていた頃のようなもう一人の自分がくっきり出てきたように感じます。

まずは、毎日推敲する時の自分

私の場合は、まずはドラフトと言って精密ではなく思いまま書き表現の土台を作ってから、推敲して仕上げていくのですが、ドラフト状態の生身の感情で書いた文章を読むとハッとすることが多いのです。

例えばポジティブに書いてたつもりか、意外とネガティブの裏返しだったり。言葉の向こう側にいる自分に気づくことがあります。

そして、過去の投稿で知る自分

稀に出会ったばかりの方から、時には数ヵ月前の投稿についてコメントをいただく場合もあり、その時の記事を読み返すと、若干今の自分とは違う感覚の自分を発見したりします。

たった一年間だから、ほぼ変化していないつもりでいましたが、意外と人って変化しているんだなぁと感じさせられます。

なるべく良い変化と言えるようにしたいですが(笑)

チャンスを書く練習

企画書を書く時考え方を紙に書いて整理するということは大切だと思って今でもやっているのですが、人生については頭の中だけで整理しようとしてしまう…。

ジャーナリングが大切なのは重々承知しているけど、改めて書くことで人生の歩みも向かう先も整理されて、良い方向性に促せるなと思う今日この頃です。

そんな中、ちょっと面白いと感じたのが「ミーニングノート」です。

〈lifehacker / 2021年7月20日〉

これは「チャンスをつかむためのメソッド」

自分に起きた出来事のなかに「チャンス」を見出すことで、自分の進むべき道が見えてくる(=行動につながる)だけでなく、「自己肯定感や幸福感もアップする」ことを目的にしています。

必要なフローは

①1日3つ、チャンスをノートに書く
②ノートに書いたチャンスを見返す

の大きく2つ。

とはいえ、チャンスを書けと言われても…と思う人は多いと思います。

そこで、大切なのは「ミーニング」の部分、つまり「意味づけ」です。

意味の先にチャンスがある

例えば、「noteはチャンスに繋がる」と大きく捉えてもあまり次のアクションが明確になるわけではありません。

実は一日一日noteに潜むチャンスは異なるはずです。

私にとっての昨日のチャンスは「時流を作る表現のタネの見つけ方」でしたし、今日「書く人生好転術」です。

自分で書いたことが自分のスイッチになるというわけです。

まず、毎日3つずつ書いていけば、チャンスに溢れている状況を目にすることができますし、その中から何を選択して、注力していくことが、自分にとって良いことか優先順位も見えてきます。

書くことで出来事がチャンスに転用でき、顕在化することができる。そして、顕在化しているから整理でき、ますます自分の目指すところ優先順位が明確になり、行動に移しやすくなるわけです。

やはり、書くことで好転していく、ということが本当によく分かりますね。

noteで改めて書くメリットを追求する

とはいえ…、私の生活でジャーナリングやミーニングノートを単独で行うことは時間的に難しい状況です…。

ただ、noteを上手く活用してそれらのメリットを付加していく。

毎日のnoteでもう一人の自分をつくり、一つ一つの投稿に意味を見出しチャンスを抽出するというわけです。

そうして考えると、毎日のnoteも宝探しのような感じが強まり、ワクワク感が高まってきます。

もちろん、noteを書く上で一番の望みは、読んでくださる方に少しでも「読んで良かった」と思っていただくことですが、書くメリットを付加していくとモチベーションも高まりますね

というわけで、明日はどんな自分とチャンスに出会えるか楽しみです。

もちろん、見てくださるnote仲間からいただくお言葉はまさに宝ですので、これからもよろしくお願いいたします。

本日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?