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「感謝」と「元気」がビジネスをリードする

column vol.647

今朝、久しぶりに社長と打ち合わせをし、さまざまな刺激をもらうことができました。

今年の7月に80歳になる社長は、最近「ありがとう」など感謝の言葉が多くなっていると感じます。

そして、最後には必ず「池は一緒に仕事をする人たちに対して『感謝』『元気』を伝えるようにな」と言葉を添えて締め括ります。

仕事は一人ではできない

自分が頑張っている時ほど、ついつい忘れがちになりそうですが、これはビジネスの基本の「キ」であるとともに、人生においても基本の「キ」であることは痛感しております。

とまぁ、私の実感は置いておいて、最近「感謝の大切さ」について大変共感する記事と出会えましたので、まずはそちらを共有させていただきます。

「偉大さは感謝から始まる」

『望む現実は最良の思考から生まれる』の著者のヴェックス・キングさんは、感謝の持つ力についてこのように話しています。

毎日、感謝できることを数えるのを習慣にすれば、いつでも感謝できるものを探す心の状態になることができる。するとすぐに、無意識のうちに物事の良い面を見るようになり、人生の幸福感が増すだろう。

〈東洋経済オンライン / 2022年4月29日〉

そして、キングさんは世界でも有数の成功者について調べていた時に素晴らしい言葉に出会います。

「偉大さは感謝から始まる」

物事の良い面を見ることで幸福感が生まれ、それが原動力となりビジネスの力になる。

また、感謝をすることで(するために)、俯瞰で物事を見ることができるようになると、他人の良い面だけではなく、自分の良い面を見られるようになるとキングさんは語ります。

よく「ポジティブシンキングが大切」だと言いますが、感謝はポジティブに頭を転換するきっかけになります。

当社の社長のように、コミュニケーションの最後に必ず「ありがとう」で締め括るには、「ありがとうの理由」を探さないといけません。

感謝する対象を探す意識が自然とポジティブシンキング(マインド)をつくっていく。

そして、当然感謝を言われた相手は、言った人に好意を抱くので、場合によっては相手からの感謝の言葉を聞けるかもしれません。

そうなると、感謝のスパイラルが始まります。

そうこうしている内に、自分の周りには力になってくる仲間が増えている。仲間が増えれば、自分一人だけでは成し遂げられないことも叶えられる可能性は高まり、結果「偉大な人」になる可能性も高くなるというわけです。

確かに理に適っている考え方ですね。

「感謝」を軸に起業を成功

ちなみに、「感謝」を目標起業を成功された方がいらっしゃいます。

株式会社クラウドワークス代表取締役社長 兼 CEOの吉田浩一郎さんです。

〈日本の人事部 / 2022年4月25日〉

株式会社クラウドワークスと言えば、国内最大手のクラウドソーシングサービス(CrowdWorks)を手掛けている会社です。

フリーランス、ギガワーカー、パラレルキャリアなど、新しい働き方を実践されている多くの方々が利用していることでしょう。

そんな成功起業家も、起業した当初は20個ほど事業を展開して、そのほとんどが失敗に終わったそうです。

しかし、ある日、オフィスに贈られたお歳暮を目にして、非常に感激したそうです。

上手くいかず、離れていった仲間を恨む気持ちで充満していた時だったとのことで、喜びもひとしおでしょう。

それ以来、

人に喜ばれる、感謝される仕事がしたい。

という気持ちが溢れ、それを形にしていく内に「CrowdWorks」が生まれ、今の成功に繋がったのです。

「金儲け」は後から付いてくる

この話を拝見して、若い頃から当社社長に言われてきたことを思い出します。

「金儲け」は後から付いてくる

社長は会社を起こして40年間、さまざまなことに挑戦してきましたが、「どうやったら儲かるかな?」と思って取り組んだことは大抵上手くいかなったと語ります。

それよりも「どうやったら人の役に立てるかな」と考える。

それは特定の個人でも良く、それを考えて形にしていくと、必ずお金が後から自然に付いてくるのだと教えられてきました。

そのことを言い表しているのが、冒頭に触れたもう一つの大切にすべき事柄である「元気」です。

これは、相手を元気にさせること、言い換えれば「人の役に立つ」ことです。

悩んでいる人の悩みを解決する。

確かに考えてみると、世の中で支持されている商品生活者の悩みを解決するために生まれたものが大半です。

お肌の悩みを解決するスキンケア、いつも熱々な料理を食べられる電子レンジ、副業を簡単に始めるための「CrowdWorks」などなど、人の悩みに真摯に向き合うことがビジネスの種になるとも言えます。

一方で、現代は悩みが複雑化し、見えにくくなっているとも言えます。

だからこそ、まずは半径3m以内の人にしっかりと目を向けて、悩みに向き合うことが、実は万人に必要とされる商品・サービスの開発に繋がる可能性は高いと感じるのです。

ということで、「感謝」「元気」

忙しい時ほど、頑張っている時こそ、自分の意識は自分に向かいがちなので、人と触れ合うたびに常に「感謝と元気」を頭に浮かべたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

少しでも私の記事がプラスになることを祈っております。

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