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リアルガチな「VR生活」

column vol.135

以前、「コロナ禍でのハロウィンはどうなるのやら?」と書きましたが、実際、渋谷のセンター街辺りに行ったら、想像以上にとても静かで逆に驚きました。

視察したのが前日の金曜日だったのですが、ごくごく普通の金曜日。変装した方がわずかばかりいましたが、肩身が狭そうで、少し可哀想に思えるほどでした。

この様子はTVニュースでも放送されていたので、私も特段記事にしなかったのですが、仮想現実の世界は全く様子が違ったようです。

世界から40万人以上が参加

こちらも以前、ご紹介した「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」バーチャル渋谷内で10月26日から10月31日までの6日間、「ハロウィーンフェス」を開催。国内外から40万人以上の人々が参加されたそうです。

この記事で面白いと思ったのがバーチャル世界がリアル世界に対しての社会実験になっていること。

実際、渋谷のハロウィンイベントと言えば、ちょっぴり荒れている印象ですが、バーチャルイベントではそのイメージを一新子どもも参加しやすい内容に生まれ変わったそうです。

街づくりをする上で、インフラを整備するにはそれなりに予算と時間がかかります。ところがバーチャルの世界なら、もう少しライトに試すことができます。

今後は教育や福祉においても、バーチャルでのトライアルがリアルの場に大きく貢献することが期待されています。

アバターで出勤「仮想オフィス」

ロンドンでは金融界にバーチャルワールドが広がっているそうです。

〈REUTERS / 2020年11月29日〉

ひとりぼっちのトレーダーや孤立した幹部たちの在宅勤務を活気づけつつ、現実世界での営業活動人脈構築研修イベントなどがVRで再現されているそうです。

スイス銀UBSは、ロンドンで業務を行うトレーダーたちにマイクロソフト製のスマートグラス「ホロレンズ」を配布する実験を行っており、これによってトレーダーたちは、自宅でもトレーディングフロアでの体験を再現できるとのこと。

我々の感覚では、今のところZoomなどTV電話的なコミュニケーションに留まっていますが、VRなら「体感」を得ることができます。

ちなみにですが、11月3連休の土曜日にiPhone12を購入したのですが、その際、おまけでVRグラスをプレゼントされました。

まだ、先週から今週にかけてバタバタしているので試していないのですが、それまで自分にとっては縁遠かったVRの世界がグッと身近に感じることができました。

ちなみに、義父は昨年にVRゲームを買って以来、すっかり仮想世界の住人になっています。

今年、一気にオンラインミーティングが普通になったように、数年後、私も当たり前のようにリアルとバーチャルを行き来する毎日になっているのでしょうか?

ゲームを超えて仕事も日常も仮想世界が当たり前になる。本当に凄い世の中になったんだなぁと思う今日この頃です。

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