魂と欲望

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して　と申します。
皆さんには、「○○がしたい！」、「○○がほしい！」と思い浮かべることやものがありますか。
リゾートで暮らしたい！
美男あるいは美女に囲まれて暮らしたい！
高級な腕時計がほしい！
種々、思い浮かべるものの中に、魂が欲しているものと単なる欲望の2種類が混在していると考えます。

「魂が欲しているもの」とは、言い換えれば、それが満たされなければ身体や心が悲鳴をあげてしまうものと言えるでしょう。
「単なる欲望」とは、言い換えれば、必ずしも満たされる必要がないものと言えるでしょう。

例えば、「彼女が欲しい！」、「彼氏が欲しい！」とつぶやいている人に時々出会うと思います。この気持ちは、魂が欲しているものでしょうか？単なる欲望でしょうか？
私は単なる欲望であると思います。なぜなら、現にそのような人々はつぶやいているだけで、心身に影響をきたしていないからです。
これが、「○○さんと一緒にいたい！」となるとどうでしょう。その人にとって○○さんは特別な存在になっていると思います。この気持ちは、魂が欲しているものでしょうか？単なる欲望でしょうか？
私は魂が欲しているものであると思います。なぜなら、様々な理由で人と人が別れたれてしまうことがあると思いますが、それにより、喪失感に包まれ、様々な不調をきたしてしまうケースもあります。このようなことは、高齢者によく見られる現象ではないでしょうか。

私たちは、日々、様々な希望や期待、望みを持って生きています。それらが、魂が欲しているものなのか単なる欲望なのかをしっかりと見極めることにより、本当に必要なもの・ことと必ずしも必要ではないものを峻別することに繋がっていきます。
このような行為が「心の声に耳を傾ける」ということの一つのあり方なのではないかと思います。