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国公立中期・後期、受ける?受けない?

こんにちは。たつ/日本一の教育者を目指して と申します。
国公立大学志望の受験生の皆さん、お疲れさまでした。受験生以外の方のためにお伝えしておくと、2月25日(※大学によっては2月26日も含めた2日間)が国公立大学の前期試験(2次試験)でした。

受験勉強を乗り越え、共通テストを突破し、前期試験を終えた皆さんは勇者ですね!受験生の方からすると当たり前かもしれませんが、朝から晩まで授業や自習を続けたり、休みの日は模試を受けて帰宅したら自己採点、何時間もぶっ通しで共通テストや大学受験本番に挑むというのは、相当な気力・体力・集中力を要します。だからこそ、それらを着実にクリアした皆さんは、勇者だと思うのです。ぜひ自分自身に「いいね👍」してあげてください!

そのような中、皆さんの周りには推薦入試や私大専願の受験生が進路を決め、受験勉強から解放されていく姿も目にしているのではないでしょうか。共通テスト後に中期・後期試験も出願したものの、「さあ次の試験に向けて切り替えて!」と言われても、そもそも「受けるか受けないか迷っている」、あるいは「もう滑り止めの私立も受かっているし、前期に受けた第一志望に行けなかったら私立でもいいかな」、と思っている方は多いのではないでしょうか。前期試験で無事合格していれば全て杞憂に終わるのですが、結果が分かるまで不安で不安で仕方がないと思います。また、結果が出てから後期試験を「受けるか受けないか」を迷い始めたり、「やっぱり浪人しようか」と思い始めたり、いろいろな思いが交錯することと思います。かつての私もそのような受験生の1人でした。私は散々迷った挙句、第一志望でないオープンキャンパスに行ったこともなかった大学の後期試験を受けに行き、合格、「合格したから入学しようか」というテンションで入学することになりました。しかし、後期試験の会場は欠席者が思ったほか多く、受験にこなかった人も多かったのだろうと推察します。

いま中期・後期試験をどうするか問題で悩んでいる受験生に対して声を大にして言いたいことは、その悩みが正解・不正解のない問題だということです。しかし、受験生にとっては自分の人生を大きく左右するであろう問題であり、非常に悩ましい問題だと私は思います。

私はたまたま第一志望でない大学に進学し、非常に充実した大学生活を送ることができました。しかし、人生を振り返ると、
・第一志望が叶い(+)、充実した生活を送れた経験(+)
・第一志望が叶い(+)、人生のどん底を送った経験(-)
・第一志望が叶わず(-)、充実した生活を送れた経験(+)

があります。
まだ「第一志望が叶わず(-)、人生のどん底を送った経験(-)」をしたことがないですが…

この記事のタイトルは「受ける?受けない?」でした。ここで1つの結論を提示したいと思います。私の結論は「受ける!」です
その理由は、①いったんやってみた方が後悔が少ないから、②結論を先延ばしにできるから、です。
①いったんやってみた方が後悔が少ないから
すでに中期・後期試験に出願しているのですから、あなたは選択肢を持っています。受験できるのに受験しなかったら、「受験しておけばよかった」という気持ちになってしまうかもしれません。一方、受験して「不合格」だった場合、自らの実力が及ばなかったということで後悔する可能性は低くなります。
②結論を先延ばしにできるから
いま迷っているということは、1週間後・2週間後も迷っている可能性が高いです。自分にとって簡単に結論を出せる問題であれば、すでに解決しているはずです。とりあえず中期・後期試験を受験して「合格」だった場合、その時考えたらよいと思います。入学手続きの締切の直前まで悩んで悩んで結論を出したらよいと思います。

これら2つの考え方の根底にあるのは、「自分の選択肢(可能性)を最大化する」ということです。多くの受験生にとって、自分自身の選択肢を最大化できる可能性が高いため受けに行った方がよいと考えています。しかし、中には受けることで自分の選択肢を狭めることになってしまうと感じる受験生もいるかもしれません。そのような方は「受けない」という判断をしてもよいと思います。

ぜひ周りに流されず、自分の人生をよりよいものにしていくために、ベストな選択ができるよう応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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